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| Touring Report No.71 九州ツーリング2015 ２日目① 2015.11.1 |
やや寝にくいベッドで、寝たのか寝てないのかわからないまま、朝を迎える。
北海道行きの船なら、寝たり起きたりは慣れてて平気なんだけどなあ…。九州航路の船に慣れなかっただけ？
朝食は値段がまあまあ安めかな？と思える値段だったので、フェリーのバイキングで。
まあフェリー飯といえばこの程度、という、可もなく不可もなくの感想。
以前利用した四国フェリーの時は、結構おいしかった記憶があるんですけどねえ。残念。
一応、フェリー飯公開。バイキングだったのに、微妙な品ぞろえで、皿が余るという展開に…。
朝食後、甲板に出て外を眺めてみると、空には晴れ間があるじゃないか！
天気予報では、この日の鹿児島地方は曇りのち雨、という予報だったので、このくらいに晴れていてくれればなあ…。
遅くなるほど雨になるという予報なので、できるだけこの晴れ間が持ってくれれば…。そんな思いでした。
おお！思ったよりもいい天気なのでは？！
…と思ったけど、何となく晴れと黒雲の境目が。まあ雨にさえならなければありがたいかな…。
フェリーは定刻の９時40分に志布志港へ到着したものの、
新日本海フェリーとは違い、しっかり接岸して、車の固定を外してからの下船開始、ということらしく、
到着して数十分経ってからの車両甲板解放でした。ちょっと遅いな…。
今回は荷物が軽めだったので、ささっと荷物をまとめて、二輪の中でも早めに出て10時頃の出発でした。
ちょっと離れてから、船と撮影。フェリー乗船と下船は動画撮影したので、機会があれば動画編集の際にでも…。
外に出て、鹿児島県到達の瞬間！！ あんまり九州という実感はなかったですけど＾＾；
船を下りた途端に感じたのは、「暑くは無いけど、ムシムシ感があるなあ…」という感じ。
前日がかなり寒かっただけに、このギャップでちょっと汗ばんでしまいました。
さてこの日は、鹿児島県南部に位置する指宿市指宿温泉に宿泊予定。
もし天候が雨なら、ルートを修正して直接向かっていくつもりでいたのですが、
出発時点ではまずまず晴れ間のある天候だったので、狙っていた本土最南端の佐多岬を目指すことに。
志布志港から佐多岬は、スマホ検索によると90㎞くらいなので、走り続ければ２時間強というところ。
その後の都合もあり、できるだけ早く到着する必要があったため、
港を出発してからは休憩ほとんど挟まず、一路佐多岬を目指すことになりました。
標識としては、見たことのない地名がいっぱい～！
佐多岬を目指す道のりは、思ったより県道を何本か走り継ぐ必要がある感じ。
かつての九州ツーリングの頃なら、いちいち止まって地図を確認しなければならなかった…。
しかし最近は、スマホによるGPS位置検索＆ナビアプリによるルート案内が使えるので本当にありがたい！
特にこの志布志から佐多岬のルート、GPSに何度助けられたか…と思うほど、
微妙な道のりでした。県道いくつも入るし、狭い道多いし…。
ツーリングといっても、これだけスマホが普及すると、地図なんていらなくなってしまいますね…。
それはそれで寂しい気もしますが。
ちなみに、佐多岬までの距離看板が出てきたのは、佐多岬から30㎞手前くらいからでした。
１１月を感じさせない、青々とした畑とか、やっぱ温暖な土地なんでしょうか。
県道とはいえ、こんな細目の道がいくつもあると、さすがに迷ってしまいますよ。
九州といえば台風がよく上陸するイメージ。だからか、石造りの建物が多かったような気がします。
時にはこんな山並みの道。こんな風景だと、長野と変わらないような気分に。
途中、どこかで休憩しようと思ったのですが、ある程度南まで行ってしまうと、
コンビニが見当たらない、自販機すら危ういという、何もない地帯へと入ってしまったようで。
北海道の僻地とかでもたまにありますけど、コンビニって僻地まで行くと本当にないんですよね＞＜
まあ時間の都合もあったので、佐多岬まで一気に行ってしまうことに。
根占のあたりで、こんな旗が多数。ちょっと気になったのですがスルー。後半で詳細が判明します。
ちょこっと見えるのは、対岸の指宿方面にある、開聞岳。この辺では、「薩摩富士」と呼ばれているそうで。
いよいよ突端が見えてきたのか？！
徐々に南国っぽさが強くなってきた気がします。
道端に、普通にハイビスカスの花が咲いていて、ちょっとしたカルチャーショック。沖縄にしかないんだと思ってた…。
…なんか南国っていうより、ちょっと行き過ぎて熱帯？みたいな風景に。長野じゃ絶対見られない風景。
予定通りに、お昼過ぎに無事、佐多岬駐車場へ到着！
さすがに佐多岬周辺まで来ると、ガジュマルの木やハイビスカスの花など、
南国らしい植物が多くて、南国の雰囲気を感じることができました。
佐多岬の駐車場に到着！！と、いきなりガジュマルの木がお出迎え。そうか、これガジュマルの木だったのか。
ものすごい繊維というか。ガジュマルの木も、沖縄にしかないんだと思っていました。
最終的に行ける最南端までは、駐車場から歩いて20分ほど行かないといけないことはわかっていたので、
覚悟を決めて、ここからは徒歩で佐多岬展望台を目指す。
歩いていくという意味では、天候が曇っていて涼しかったので助かりました。
ここから佐多岬展望台までは徒歩。このトンネルを抜けていきます。かつては有料だったそうですが、今は無料です。
杖…そんなに険しい道のりなんだろうか…。
鬱蒼とした感じの森の中へ入っていきます！
気分としてはジャングルの中じゃね？と思ってしまいました。
残念ながら、一番奥の展望台は工事中で入れないのだとか。まあ仕方ないですね。
道中にあるのは、御崎神社というところ。超南国な雰囲気を感じる鳥居でした。
久しぶりに、交通安全ステッカーを購入。また積載箱にでもはりたいなあ。
天候が曇っているので微妙ですが、きれいな海の色が望めます。
一部工事中だったため、一番の展望台には到達することができませんでしたが、
それでも行ける範囲での最南端へ行くことができ大満足。
ちょうど同じタイミングで展望台にいた、姫路から来たライダーさんと写真の取り合いっこをしました。
知らない土地で、未知な場所を目指し、知らない人と出会う。
久しく感じていなかった、旅の面白さを思い出せました。
…ついでに、展望台まで歩くという、思った以上に疲れる体験も＾＾；
そして、やってきました！佐多岬展望台（第２ですが…）！
あそこが灯台なのかな？しかし、よくぞここまで来たなあ…という気分でした。
 一応小さいながら、久々に出演させていただきます＾＾
ちなみに、このいわゆる本土における最端地、これで私は全制覇したことになりました！祝！！
※最西端は、前回九州ツーリングに来た際、キャンプした長崎名串山公園の近くにありました。
一番の展望台は、残念ながら工事中でしたけどね…。
後半へつづく…
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