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Touring Repo No.10 北海道ソロツーリング2007 3日目(7/16)後半


紋別の道の駅で無事に昼食を済ませ出発。
上湧別まで海沿いを走るつもりが、
この辺りは国道は意外と内陸方面へ。
でもその分、北海道らしい光景に出会う。



  広い草原に1本の木。絵になる感じ。



  どこまで行っても道は真っ直ぐ。

上湧別に到着、道の駅で休憩して、
ここからは内陸の方向へ入っていく。
そこまで行ったならサロマ湖とか
見てくれば良かったんだけど、
1度行ったことがあるのと、若干疲れがあり、
早めに辿り着きたいという気分が出てきてヤメ。
内陸に入ると、今までの寒いという感覚が
まるで嘘のように暑くなる。
北海道は気候の差が激しいことは聞いていたけど、
まさにその状態。厚着はかなり薄着へと変化。



  道内の道の駅には、結構古い鉄道が
  飾ってある場所が多かったような気がする。





遠軽から北見方面へ向かう途中、
道に迷いつつ止まりながら走っていたら、
停車時にバランスを崩し立ちゴケ;;
若干踏みとどまれたので、
車体には大きな傷はなかったものの、
400ccにしてはデカ過ぎる車体を持ちこたえるのに
若干腰を痛める(・ω・;A)
大事には至らなかったので良かったけど、
危ない危ない。



内陸の道は、広大な土地が続くけれど、
今まで走ってきた道と比べて交通量が多めで、
車の流れについていかなければならなくて
流れも速い。
バイクも若干少なめで、あまりツーリングとして選ぶ道ではなかったよう。
あまり景色を楽しむ余裕も無く、疲れが溜まる。



  内陸のR333沿い。やっぱり広大。



  休むところが無くて、道端休憩。よくやります。



  峠に差し掛かり、景色が遠くなってくる。

北見に到着し、再びホクレンで給油。
今度は道東方面で配っている
緑色のフラッグをゲット!3本目!
ちなみに、給油してくれた若い兄ちゃんが、
挿して走っていた限定黒フラッグを見て、
「僕も昨日紋別まで行ってもらってきたんすよ〜!」とのこと。
地元の人でも、やっぱりライダーには
貴重品なんだな〜。ちょっとうれしい^^
ちなみに、ここで署名をした時は、
なぜか排気量は大型1人もおらず。
地元の人ばっかりが来るのかな??

ここから美幌町経由でどうにか津別町へ到着。
津別町は全体的には、やや田舎町かな〜?
という感じでした。



  美幌へ向かう道沿いだったはず。

ネットに書かれていた宿の目印を見つけ、
迷いながら町の中をさまよっていると、
停止線で止まるつもりが、
ペダルか何かに左足を引っ掛けてしまい
バランス保てずそのまま立ちゴケ!
足をつく事も出来なかったので、
自分の身体もバッチリ転倒 il||li _| ̄|○ il||li
あまりに派手なコケ方に、近くの民家の方が驚いて
心配して出てきてくれる^^;
幸い身体に痛むほどのケガは無くホッ。
(のつもりが、帰りのフェリーで大きな鏡で身体を見たらぶつけた辺りには大きな擦り傷できてました^^;
しっかりしたジャケットを着ていたお陰で痛みを感じない程度だったのかも…)
ちょうど出てきたおばさんと雑談を少しして、
ちょうど良いので、宿について尋ねると、
なんとその宿でパートとして
働いているおばさんだった!
これまた偶然だな〜と思いつつ、
転倒場所からはもう数百mくらいの場所だったので、
お礼をいい宿へ向かう。

短い距離ながら、すぐ気づいた事実、
クラッチレバーをがっちり曲げてしまったということ;;
かなり握り具合がおかしい。
今までこれだけ激しい立ちゴケは初だったので、
バイクへのダメージも結構あったみたい。
ちなみに、車体のダメージはしっかりした
サイドバッグが付いているお陰で全くなし。
このサイドバッグには、昔から転倒保護という役割も請け負ってもらってます^^;

無事ファームインティエラへ到着するも、
なんか静かな感じ。
宿の雰囲気は非常にモダンな洋風の雰囲気。
とてもキレイ。
インターホンを押すと、宿のお母さんが出てきてくれる。一安心。
荷物を運び入れ、部屋へ案内してもらうと、
そこはホテルじゃないの?
と思うような2人部屋でベッド!
しかも、今日は宿泊客が少ないからということで、
2人部屋を1人で使わせてもらえるとのこと。
これはラッキー!
広々と荷物を置き、服をかけたりする。

ひとしきり荷物を片付け、
まずは曲がったクラッチレバーの応急処置をする。
実は、メンテには全く弱いまっしゅ。
さすがに今回は遠出ということもあり、
メンテ本を開き、簡単なメンテナンスチェックは出発3週前の洗車時にしていたけど、
レバーの応急処置方法まで
具体的に見てこなかった。
とりあえず車載工具を出し、
形の合うレンチを利用して形を修正。
見た目にはまだ曲がっているけれど、
走行には差し当たりない程度まで修正でき、
とりあえずホッ。ついでに、ここまですでに
1000kmくらい走っていたので
チェーンにオイルアップをし、空気圧をチェック。
やはり少し減っている。
明日どこかで調整がいるかな〜という感じ。
ちなみに、今まで過去のツーリングでも、
ここまで旅途中にメンテしたのは初。
メンテをしっかり学ぼうと、心に決めた瞬間でした^^;



  宿の向かい側には広い広い畑が。

メンテを終え、汗だくで宿に入ると、
風呂入れるよ〜、とのありがたい言葉!!
風呂へ行ってみると、なんと一般家庭用のしっかりした風呂!
ゆっくりつかり、日中の疲れが吹き飛びました^^
昼間の腰痛も気づいたら治ってたしw
洗濯機もタダで利用できるとのことで、
ここまでの洗濯物も全て処理。
大抵ユースやとほ宿では金取られるのに、
ありがたいことこの上なかったです。

風呂も上がり、食堂でテレビを見ていると、
ニュースは昼にあった地震のことばかり。
ここで初めて地震の被害の大きさを知ることになる。
ただビックリでした。
ちなみに、テレビ見ていても、
周りには他の客いないな〜と思っていたら、
今日はもう1人飯抜きの人が泊まるだけなので、
夕食時は1人ということ。
普段は結構混んでいるようだが、
やはり7月の平日ということもあってか
客は少ない時期の様子。
その代わり、宿のお父さんと晩酌しながら
いろんなお話したり、
食いきれないほどの飯を出していただいて、
ホント大満足でした!
ちなみにこちらの宿は農家宿で、
アスパラを作っているお宅。
よって、採り立てのグリーンアスパラを出してくれる。
正直な話、アスパラはそれほど好きでは
なかったけれど、あまりの新鮮さで、
いつも食べるものと全く違うものを食べている気分!
採り立てって全然味が違うんだな〜と実感する。

ここで、宿を紹介してくれた友人の話を出すと、
非常に懐かしがってくれている。
7年前くらいに、この地域で酪農実習で友人が来ていた頃に
この宿によくお世話になったのだとか。
その友人自身も、それ以来こちらの宿とは
音沙汰なかったようで、
懐かしい人の話題で盛り上がる。
そんな宿に、はるか遠くの長野から
バイクで尋ねてきてしまうなんて、
人の縁って不思議なモンですね〜。

夕食後、明日のルートを検討。
明日も天気は良さそうだが、
道東方面は曇りがちのよう。
とはいえ、予定上明日道東へ行かないと
行けなくなってしまうので、
行きたいと思っていた部分をルート取りしていると、
宿のお母さんがいろいろと教えてくれ、
津別峠や野付半島などを勧めてくれる。
個人的には開陽台くらいしか分からなかったので、
その辺りも行って見ることに。
ちなみに知床方面と阿寒湖・摩周湖は
大学時代に行って見たことはあるので
今回は回るルートから外していました。

明後日は富良野に行かなければならない関係で、
道東へ向かい、ある程度のところまで戻る必要もある…とふと、この宿が非常に戻りやすい位置にあることに気づく。
そして、この宿が非常に居心地がいい!
ここで昨日学んだ、連泊を決定、OKを頂く。
明日は荷物をほとんど置いて、
ここを拠点に動くことにする。
明日はどんな旅になるのかなあ〜?


本日の走行距離  352km


  この時期道内各所で見かける牧草ロール。
  これを見ると北海道って感じがします。
     ↑ 画像クリックで拡大可能









  こういう名前の道の駅。温泉も付いてました。



  チューリップは無かったけど花たくさん。



  さすがこんなモニュメントつき。でかい。



  立ちゴケ1回目の現場;; この旅では初。




  畑もひとつひとつが物凄いデカイ!



  ちょっとした高台から眺めると、
  広い範囲が見渡せる。長野じゃ無理。




  3本目をもらった北見・端野のホクレン。



  3本目は道東でしかもらえない緑フラッグ。





  どこまで行っても同じ光景ってのも凄い。






  こちらがファームインティエラ。
  非常にモダンな建物な感じ。



  小さいですが看板で案内図が出ていました。



  こちらが使用した部屋。そこらのホテル並!



  窓から外を見ると、農家の雰囲気が。












  夕飯@ 右上のアスパラ、キレイな緑でした。



  夕飯A ちょっと増えて、これで全部かと思えば…



  夕飯B なんと最後におにぎり&蕎麦!!
  こりゃ食いきれない勢い!
  こちらの宿は、手打ち蕎麦・うどんも作るそうで。





  津別の町に陽が沈む。
  1日見事な天気で本当に最高でした。



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