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Touring Repo No.10 北海道ソロツーリング2007 4日目(7/17)前半


一人部屋という開放感からか、
ぐっすり寝てかなり爽快な寝起き。
何だかんだでフェリーや相部屋っていうのに、
まだ慣れていないのかも。
朝食も、昨日の晩同様食いきれない程食べる^^;
どうやら出発前の体調不良は、
この時点でほぼ完治していた模様。



  これだけで少ないように見えますが、
  左のおかずはほぼ取り放題の状態です^^;

この日は連泊を決めていたので、
部屋に荷物を置いておいてOKとのことで、
リアの荷物はもちろん、サイドバッグの中も
ほぼ空の状態で出発。
夜はバーベキューするからね〜、と言われ、
また楽しみが増える^^

まずは友人・宿の方ともに勧めてくれた津別峠へ、そこから屈斜路湖方面を目指す。
出発早々、車と通学中の自転車の
交通事故を目撃(・ω・;A)
幸い大したことはなさそうだけど、注意しないと!
と気を引き締める。津別峠へ向かう道は、
ライダーはもとより地元車も少なめで爽快。
ちなみにこの日は火曜日で平日だから、
全般的にも観光客は少ないようでした。
大農場の眺めに満足しながら峠に差し掛かる。
津別峠へ登る道は、長野にもありそうな
まさに峠という道。ちょっと懐かしさすら覚える^^
ずっと広大な平らな道を走ってきたので、
こういった道もまた新鮮な気分。




  こちらはおそらくジャガイモの花かな?



  峠に差し掛かる道。
  道が狭いのに懐かしさすら覚える勢い^^;


峠に到着。展望台からは、
屈斜路湖の眺めが見えるはずが、
峠の上の方では霧が立ち込めていて、
残念ながら湖は見えず。
逆方向は晴れていて、
今まで走ってきた北見方面の眺めは見事。
ライダーにとってはそれほど有名な場所ではありませんが、ここは結構オススメです!!



  本来なら屈斜路湖が見える方向。霧;;



  山々を見る機会も道内では少なかったかも。



  晴れていたらこんな風に見えるのだそうで。


ウロウロしていると、土産物売りのじいさんに声をかけられる。
去年の四国の時もそうだったけど、
こういう峠とか岬には必ずこういう土産物を売る人がいるな〜。
売っているのは木彫りの筆立てのようなもの。
全て手作りと言うから驚き。
ちなみにじいさんの年も80歳と聞いてさらに驚き。
いろいろ話を聞いていると、
俺は結構有名なんだぞ!とか、
死んでから有名になる手相を持っているんだぞ!とか、非常に勢いのあるじいさん^^;で、思わず話込んでしまう。
安くしてやるから!の説得に負け、
荷物にも余裕があることもあり、
せっかくだし、1個買っていくことに。
すると、津別峠の文字と日付を、
その場で彫ってくれるとのこと。
彫る手さばきは、さすが自負するだけのことはあって、物凄い手早い。
ある意味一点ものだし、
ここでしか手に入らない(当たり前だけど)ので、
自分へのいい土産になったかな〜?と感じる。
ちなみに、買ってくれた御礼にと、
細木和子張りの説教をしてくれた^^;
「因縁報果」という、仏教の教えのようですが、
簡単にまとめると、
因とは、すなわち心のことで、
良い心を持っていれば、
良い縁に恵まれ、良い報告が出来、
良い結果が得られるのだという。
逆に悪い心だと、縁にも結果にも恵まれない、
ということらしい。何となくながら納得。
でも、じいさんはやたらと、いい奥さんをもらえ!
という点を推していたけど^^;
職業柄元気な高齢の方には良く出くわすけど、
まあ日本には元気な高齢者が多い!と再認識w



峠を下りていくと、屈斜路湖方面には
今日初のライダーとすれ違い、ピースサイン。
今日行く道東方面は、やはりライダーのメッカでもあるようで、結構すれ違うライダーも多かったし、しっかり挨拶してくれる人多かったです。
屈斜路湖を眺めつつ、いざ開陽台へ向かうため東へ向かっていく。



  峠の上と下では、全然天気が違いました。


東へ向かっていくと徐々に天気は曇りに。
雨にはならないものの、日の当たらない道東は、この時期寒い!!
どこかで見たら13度、しかもこの日の道東の予想最高気温も確か13度だった…。
とはいえ、中標津方面のどこまでも真っ直ぐな道と、牧場しか見えない眺めには圧巻でした。



  この時本当に寒かった!厚着せな無理!



  前後から車も来ず、思わず真ん中で^^;


そして無事に開陽台へ到着!ライダーの聖地として紹介されているだけあって、
これだけ寒い日でも、
他のライダーも結構いらっしゃる。
駐車場から見る眺めですら結構凄いのに、
展望台まで登って見る眺めは
東西南北どっちを見ても、
地平線まで見えてしまいそうな眺め。
この日は曇っていたため、
地平線は見えなかったけれど、
それでも十分なくらいの眺めを満喫してきました^^
開陽台にある碑のコメントに、思わずジーンとしつつ、ライダーが誰しも憧れる大地に、自分も来たんだな〜と実感。



  本当に広い牧場でビックリ!



  別方向を見ても、牧場しか見えない!



  こちらが展望台。地球が丸く見える、がウリ。



  展望台から南方向。どこまでも見えそう。



  展望台にはタダで訪問証明書があった。


ちなみに展望台の中には、
道内でトップクラスの批評らしい
五ツ星クラスのアイスが売られている。
食べたいとは思ったけど、あまりの寒さに
アイスを食う気分にならず。
予定にはしていなかったけど、
自宅へ土産として送ってもらうことにする。
ちなみに帰宅後食べたら、
確かにおいしかったですね〜。
まあその場で食べる方がおいしかったんだろうけど。
(ちなみにこのジェラートの情報が
気になる方は、こちらへ。ネット販売もあります)

この開陽台のすぐそばにあるのが、バイク雑誌などで必ずと言っていいほど取り上げられている北19号線。
行ってみると、まさに写真で見たままの真っ直ぐな道が見渡せる。
他のライダーも道の基点辺りで結構停車して、
写真を撮ったりもしている。
良くこんなところまで来たもんだな〜と感じつつ、
走り抜けていく。でも走ってみると、
ここまで辿り着くまでに十分真っ直ぐな道を
走っていたせいか、それほどの感動は無かった^^;
ちなみに逆方向から写真を撮ってみると、
高さの関係からか、途切れ途切れで
真っ直ぐ見えない。
やっぱりあの場所から見る道だからこそ、
価値があるんだな〜と納得する。



北19号を抜け、標津にあるホクレンで給油する。
実はここのホクレンでも、
今まで同様フラッグを配っているのですが、
ここのホクレンでは、ここならではのフラッグがある、という情報をもらい寄ってみようと決めていたのです。
行ってみると、確かにあった、
JA標津の名称入りの旗!
フラッグをもらったはいいけれど、
この日は寝袋を積んでおらず
付けられなかったので、
そのままサイドバッグへしまいこむ。

ちなみに、このフラッグ、
他のホクレンフラッグと比べて少し長い。
よって、サイドバッグにしまうにもギリギリな長さ。
帰りには結構な荷物になってしまいそう…
意外な盲点でした。
なお、ここのSSと、羅臼の方のSSと共同企画で、
一方のSSで片方ずつの手袋をくれるという企画もやっているんだそうです。
羅臼へ向かう予定が無かったので、
お断りしておきましたが^^;


ここのSSで気温の話題を聞いてみると、
やっぱりこの時期はこのくらい寒いんだとか。
もう1週間くらい違うと、
大分暖かいんですけどね〜、とのこと。
道東は奥深いな〜と感じる。




後半へ続く…


  今日もいい天気!でも道東は曇りの予報。




  津別峠へ向かう道。非常に快適!



  この辺りは畑が多めのようですね。



  昨日までと比べてちょっと山が近い。






  こちらが津別峠。美幌峠の西辺りに位置。




  こういう石碑はどこにでもありそう^^;



  逆方向は少し景色が開けている。



  霧が引けてくると、かなりの景色のよう。




  こちらが土産物。1個1個手作りらしい。



  字を彫る時は、字の横方向から彫るそうです。
  見事な手さばきで、さすがプロ。



  わざわざ書いて説明してくれました^^;




  峠を下る途中に見えてきた屈斜路湖。



  弟子屈辺りでは、あっという間に曇り。



  中標津に入った辺りからは、本当に真っ直!










  こちらが開陽台駐車場。手前はトイレです^^;



  案内図を見ても、牧場しかない^^;



  曇っていなかったら地平線まで見えたかな?



  寒い中、他のライダーもやはり来ていました。



  展望台から北方向。雲って無ければな〜;;



  展望台にある碑。読むとちょっと感動。
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  こちらが北19号。どこまでも続いていそうな
  この道路、雑誌と同じ場所に立てて感動。
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  他のバイクがいなくなってからもう1枚^^



  こちら北19号を先から見た光景。
  あんまりありがたみが無かった^^;



  こちら標津のフラッグ。牛がかわいらしいw


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