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Touring Repo No.10 北海道ソロツーリング2007 4日目(7/17)後半


標津町から今度は野付半島へ。
今回のツーリングで最も東へ来たことになる。
野付半島は、標津から20kmくらいの距離で
延びている砂嘴が元の半島。
両側が海という不思議な道を走り抜けていくと、
なんだかアマゾン?というような景色が見えてくる。
確かに、湿地帯ということもあるので
近いものはあるんだろうな〜と感じるが、
それよりも何より寒い!!ついにここで
カッパまで着こんで完全防備となる^^;
ここまで着込めばさすがに暖かかったですけど。



  このような形の半島です。
  地図上では細いけど、実際にはやっぱ広い。



  湿地帯って、この辺り独特の地形ですね。


一番先までは、あまりの寒さに断念し、
レストハウスのあるトドワラPAにて
この辺りの名物と言われるエビを頂くことに。
本当は生の踊り食いが一番の名物らしかったが、
山で育った身にとっては、ちと気が引けてしまい、
茹でエビを頼むことに。
しかし、これまた山で育った身としては、
エビを食いなれていないため、
実に無駄のある食い方をしてしまった気がする^^;
期待したほどの味でもなかったような気もするし…。
というわけで、暖を取りつつ、早々に立ち去ることに。
ちなみにこの辺で今日唯一チャリダー達を見かける。
手を振って挨拶、しっかり返してくれてました^^



  このような馬車?に乗って観光も可能。 



  北海道の本土がかすかに見えています。



 こちらが茹でエビ。これで1000円は高いような…


標津へ戻り、今度は中標津へ向かう。
この辺りは今日走った中で一番都会な感じがした。
その市内にあるのが、回転寿司のすしロードなる店。
ツーリングマップルでは、ライダー歓迎の、と
コメントがあり、出発前に見ていたツーリングサイトなどでも、多く紹介されていたので
寄ってみたいな〜と思っていたんです。
道内での寿司も、ここが最初で最後でした。
もっと食えばよかった…。

到着すると、13時過ぎだけど
確かにライダーがチラホラいる。
入ってみると、「ライダーさんお1人で〜す」と
声がかかる。おお!さすがだw
席へ着いてお茶で温まっていると、
ライダーの方へサービスです、
とのことで一皿無料で出してもらえる。
何のネタだか忘れてしまったけど、
これがまたうまい!
さすが北海道、寿司もおいしい!
何より、やっとこ生ものが食えてうれしかった^^;
さっきのエビを食うなら、ここで同じ値段分
寿司食った方が良かったな〜と後悔するw



  こちらサービスの一皿。うまかった!



  思わず大トロを注文!口で溶けました^^

食後に駐車場で他のライダーと会話。
1ヶ月くらい道内を旅しているとのことで、
ここ1週間は道東を回っていたが、
ずっとこんな曇りがちだったらしい。
時期が悪かったのかな〜?
まっしゅが津別町から来たことを話すと、
あまり分かってもらえず。
やはりあまりライダーの中では
知られていない場所の様子。
見送る時に、どこから来た人だったのかな〜?
と思いナンバーを見ると
なんと鹿児島!今回見かけたバイクの中では
最南端のナンバーでした。



  ただ、ただ広い草原。ただ、ただ関心。

ここから再び屈斜路湖、美幌方面へ戻っていくと、
徐々に晴れ間が見えてくる。
あとで宿で聞いたら、この辺りは
1日晴れていたとか。やっぱり道内は地域によって
全然天気が違うな〜と実感。
行きが津別峠から見た屈斜路湖だったので、
帰りは有名な美幌峠から見下ろす。
どっちもキレイな景色でしたよ^^
美幌峠の道の駅で、職場他への
土産を買い込み発送しておく。



  やはり晴れている景色が最高です^^
   ↑  画像クリックで拡大可能



  バイクと共に屈斜路湖で記念撮影。
    ↑  画像クリックで拡大可能

美幌で給油後、津別へ向かうのに、
同じ国道通っても楽しくないな〜と思い、
国道と併走している美幌第2広域農道という道を通っていく。
見事な景色が見え、非常に満足。
ちょうど飛行機雲なども見え、思わず撮影。
道端でそんなことをしていると、先の方にパトカーが。
地元車がスピードで検挙中でした^^;
農道は40km制限なので、
捕まえやすいんだろうか?
あとで思ったけど、国道などの主要道路よりも、
一本外れた名のない農道などに
警察が多かったような気がした。
スピードは徹底的に注意していたので
まっしゅは大丈夫でしたが。



  思わずバイクと。逆光がまたいい感じに
  相棒の影を際立たせています。



  どこまでも続く空。何もかもでっかい。

無事に4時台にティエラへ到着。
この日は走行距離は昨日とそれほど
変わらなかったけど、
戻る場所を知っている安心感や余裕からか、
疲労はほとんどありませんでした^^
宿で迎えてもらい、風呂もバッチリ準備済み^^
今日も熱々な風呂につかり、ゆっくり過ごす。

風呂を上がると、朝言われたとおり、
バーベキューの準備中。することも無いので、
いろいろお手伝いをすることに。
今日も宿泊客は連泊2人のみだというのに、
バーベキューの量が半端でない!
どれだけ人が来るんだ?と思い聞いてみると、
何人来るか分からないのよ〜とのこと^^;
さすが北海道の方々、とてもおおらか、
というか大雑把?
後で聞くが、北海道の人々は皆
バーベキュー好きなんだそうです。
この宿でも良くやっていて、近所の農業・酪農仲間が寄り合うのだとか。
今日もそんな感じのバーベキューに
宿泊客もあわせて参加、みたいな。

しかしまあ用意された焼き物は、
作っているグリーンアスパラはもちろん、
多種の焼き鳥にジンギスカン、
ご近所の方が持ち寄った牛のモツや生ラムに、
出始めたばかりのサンマやホッケまで!
ビールや飯も含めて、この日も食いきれないほど食う^^;
この宿で大分体重が増えた気がしました(・ω・;A)
結局10人くらいのにぎやかな
バーベキューとなりました。



  昨日撮れなかった宿の外観他。



  今日も晴れた夕陽を見れて感謝。



  準備が整った風景。
  大人数でのBBQなんて何年ぶりか。



  まさかこの時期にサンマが食えるとは!


食後は1日置きっぱなしだった荷物をまとめなおす。
思ったより土産などの荷物も増えてきて、
特に標津のフラッグは長くて
持ち運ぶのにキツイ…と思い、
ここから使わない荷物を含めて
自宅へ送り返すことに。結果、サイドバッグなどに
余裕が出来るくらいの荷幅に落ち着く。

この宿では本当にいろいろと良くしてもらったな〜と感じ、非常に居心地のいい宿でした。
ライダー宿ではないので、そういった方面では紹介されていないけど、
ライダーはじめ、いろんな方もそう感じるらしく、
リピーターが多い宿なんだそうです。
まっしゅも再び北海道に来るなら、
ここへはまた来たいなと感じました。
津別町もとてもキレイな土地でしたし、
この文面を読んで気になった方は、
ぜひ津別町とティエラに行ってみてください。
(ティエラのHPはこちら)


本日の走行距離  323km


  野付半島上の道。両側海、分かりますか?



  向こうに見えるのは、日本じゃないような景色。



  カッパを着込んだ現場です^^;







  観光案内板。この辺りはシマエビが有名とか。



  この辺りまで来ると、北方領土のことは
  各所にいろんな表示がありましたね。



  ウマは寒く無いのかな〜?^^;







  こちらがすしロードの外観。ごく普通。



  地元でも結構有名な店のようです。



  石狩汁はこのデカさでも200円!
  これのお陰で冷えた体が温まりました^^




  中標津から弟子屈に戻る途中です。




  道東は牧場が本当に多かったな〜。




  美幌峠から見下ろす屈斜路湖。



  峠を上ってくる道はワインディングでした。



  こちらぐるっとパノラマ美幌峠なる道の駅。



  屈斜路湖とは逆方向も、きれいに見えました。



  見事な天気の中に、飛行機雲。



  この向こう側に、パトカーがおりました^^;




  バーベキューのメニュー達。多いって!



  炭火でのバーベキューは久しぶりでした。



  設営に必要なものを運んできたのは
  農作業用^^; 規模が違うね^^;



  こちらがグリーンアスパラを作っている
  ビニールハウス。地方発送もしているそうで。



  こちら、別名は民宿山内。全然違うし^^;



  手伝いながら焼き鳥を焼く。
  この時点で結構飲んでいたような…^^;



  アスパラやら骨付きウィンナーまで。
  北海道のBBQはやっぱり規模が違う!


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