三国峠を後にし、さらに糠平国道を北上。
大雪湖辺りの景色を写真に撮りたいな〜と
休憩しつつ撮影していると、
道沿いからクラクションが鳴る。
なんとまたまた、スポーツスターが！
大きく手を振ってくれた。
これ以降は会えなかったけれど、
こうして同じ人に何度も会えるのも
非常にうれしかったです。
石狩川ってこんなとこから石狩市まで
流れていくんですね〜。長い！
さらに北上していくと、さっきの彼が温泉に
寄ったと思われる層雲峡。
凄い断崖絶壁な感じで、道内には
こんなところもあるんだな〜と感じる。
時間があれば、温泉なんかも寄っていきたかったな〜と思いつつ、一路旭川方面へ。
こんな岩肌の周りに温泉街とは、道内は広い！
旭川市に入っていくと、まあ暑い！！
道路沿いの気温表示によると、なんと３０度！
さらに路面温度は４５度！！
昨日と温度差約２０度！北海道恐るべし。
徐々に格好も薄着にはしているけど、
暑さでうだりつつ疲労も溜まっていく。
本当は旭川市街でも通過していこうかとも
思ったけど、暑すぎて却下！にて
市街地を避けつつ南方向へ向かっていく。
旭川市外れの道道。本当に暑い！
有名な旭山動物園を横目に、
旭川空港なども通って美瑛町へ向かう。
途中、旭川のホクレンで給油している時に、
限定黒フラッグを見て店員の若い姉ちゃんが、
「これが限定のですか？すご〜い！」と話してくる。
どうやら道内各所のホクレンスタッフも、
限定フラッグは知らされていないよう。
やっぱり本当に隠しフラッグなんだな〜と実感。
こちら、かの有名な旭山動物園の入り口。
むちゃくちゃ混んでいるらしく、道楽館で
聞いたら、「動物が疲れている」らしい＾＾；
駐車場にはバイクもいくらか停まってた。
徐々に景色は富良野・美瑛らしい景色へ。
旭川を南下し、美瑛町へ入る。
美瑛といえば有名なパッチワークのような畑。
ここまで道内で広い大地、畑を見てきたけど、
さすが観光名所と呼ばれるだけのことはあって、
物凄くキレイ。
道に迷いながらも、この辺りで代表的な観光地、
セブンスターの木やケン＆メリーの木、
マイルドセブンの丘などを見ながら
南へ向かっていく。これらの木は全て、
昔ＣＭに使用された木や景色ということだけど、
どれもこれも昔の話で、全然分からないんです＾＾；
とはいえ、美瑛らしい広大な畑の中に
たたずんでいる木っていうのが
なぜか絵になるんですよね〜。不思議。
でも、今まで走ってきたような場所と比べると、
明らかに観光地で、
どこを走っていても観光客ばかり。
まあ富良野・美瑛といえば北海道の中でも
上位の観光スポットなので文句は言えないけれど、人が多くて何となく興ざめ。
観光するにはいいけど、
バイクを走らせる土地じゃないな〜と感じる。
いろんな景色を写真に収めて、
ゆっくり見ることは無くスルー。
こちらセブンスターの木。
名前が無くても、この大地に１本ある木は目立つ。
↑ 画像クリックで拡大可能
どこから眺めても本当に見事な眺め。
特に名が無くても、この辺りにはあまり
木がないので、目立っていますｗ
パッチワークの路。どこでもそう感じますけどね。
↑ 画像クリックで拡大可能
でも人が写っているのも、またアリかも。
何となくこれも絵になる気がする。
どこまでも畑は続いているような感じ。
人工物の無い景色の方がやっぱりいい＾＾
今が時期のラベンダーやいろんな花を
横目に走りながら、
今日の目的地であるかみふらの道楽館へ到着。
宿はツーリングマップルにも載っている為、
それほど迷わずに４時半頃到着。
ラベンダー以外も満開です！
ちょっと道沿いを外れればこんな景色が。
↑ 画像クリックで拡大可能
着いてみると、何となく静かな雰囲気。
聞いてみると今日の宿泊客の中で
一番最初の到着らしい。
宿のオーナーに案内してもらい、２階の部屋へ。
２段ベッドが２つの４人部屋だが、
今日は宿泊客が全部で４人ということで、
部屋は２人で使用していいらしい。
２段ベッドって、実は小学生の頃以来で、
使うのは久しぶり。
童心に戻り、ちょっと懐かしくなる。
部屋はこんな感じ。この日利用されてなかった
部屋をちょっと拝借して撮影。
風呂入れるから、他の人来る前に
入ってね〜とのことで、今日も一番風呂へ。
旭川の猛暑で汗だくだったのでありがたい。
昨日は身体が冷え切っていて
風呂に入って温まったはずなのに。
やっぱり道内は広いな〜と感じる。
風呂を上がると、他の客もちらほら到着。
同室の方は、福島から来たそう。
道内７回目ということでかなりのベテラン。
この日は道南からやってきて、
今日明日とここに連泊予定だとか。
ちなみにこの宿、夏場は外で食事をする、
とのことですが、
昨日まではまだ寒かったそうで、
今日が今シーズン初の外での食事だとか。
おお！そんな日に来れるなんてまた偶然。
…ってことは、この日暑かったのは
この時期たまたまだったのかな？
外で涼んでて〜と宿主さんから言われ、
外へ行くともう２人のライダーが
ビールを飲んでいるので、そこに混じって会話。
２人は都内から来たハーレー乗りで、
いろいろ話をしていると、なんと同じフェリーで
道内上陸した方々だったことが判明＾＾；
さすが１５０台いると、いろんなところで出くわすな〜。
そして帰る日も同じ日の苫小牧港という偶然さ。
(行き先は大洗行きだそうですが)
どうやら、ここまでの走行ルートも
比較的近かったらしく、
初日は宗谷からクッチャロ湖まで行き、
昨日は道東を回っていたとか。
明日の札幌宿泊予定までまっしゅと一緒。
ルートが似ていたこともあり、話が盛り上がる。
まっしゅが利尻島に沈む夕陽を見た時間の、
クッチャロ湖に沈む夕陽など見せてもらったりする。
こういうコミュニケーションもまた
いいもんですよね〜＾＾
と、話しているとそのまま食事。続々と出てくる。
富良野は内陸ということもあってか、
野菜がメインの料理が数々。
特に生野菜なんて道内に入って
食った記憶がないくらい久々。
そして、ここはダッチオーブンを利用した
料理が名物！料理も一番オーソドックスな
スタッフドチキンという料理があるそうで、
それで、と注文をしておいたところ出てくる。
オーソドックスとは言うけれど、
物凄い豪華な印象。むっちゃうまい！
食べたことのない料理ばかりで、
腹いっぱいに頂く。全ての料理が出て、
宿主の通称sottoooさんも食事の場に加わり
５人で話しながらの食事となる。
実は、１泊目のサンデンさんがここを良く知っていて
いろいろ話を聞いていたのもあったけれど、
非常にこのsottoooさん、ホント面白い人で
話が尽きない。会話も盛り上がり、
ビールも進む進む＾＾；やはり食いすぎ。
１人分はこんな感じ。チキンはもちろん、
とうきびやニンジンも見事な味なんです！
イモにバター＆明太子！サイコー！
デザートは富良野メロン。贅沢だ〜＾＾
食事の場も終わり、宿内に移動して
そのまま定番の飲み会へと移行。
同室の方は酒に弱かったらしく、
その場で寝てしまう。ので、
４人で飲みながらいろいろお話しする。
いろいろ話したのであんまり覚えてないけど＾＾；
その中で道東は天気が悪かったという話になる。
(ハーレーの２人が今日釧路から出発し、
キャンプしていて朝が９度でむちゃくちゃ寒く、
しかも雨だった、という話から始まった)
sottoooさんによると、
だから道東は湿原なんじゃんと言われる。
あ〜、確かに常に天気が悪いから
そうなるのか〜と納得。道東に行くなら、
今時期よりも秋９月頃の方がいいし、
その頃来た方が旬な食べ物が多くていいよ〜！
と言われる。今年…は無理なので(･ω･;A)
今度来る時は秋かな〜？？
１０時くらいになり、他の２人は
明日の朝早く起きて周辺を走るということで、
先に就寝。
sottoooさんと２人で話しながら夜長を過ごす。
偶然なことに、sottoooさんも昔長野で
働いていたことがあるそうで、
地元話などでも盛り上がることに。
非常に楽しい時間を過ごし、１１時過ぎに就寝。
宿主さんの方針で、明日も良く走れるようにと、
寝具は良い羽毛布団。
むちゃむちゃ具合良くてぐっすり寝ましたとさ。
本日の走行距離 ３４２ｋｍ |
大雪湖に流れ込む石狩川の眺め。
こちら大雪湖。ここを撮影した直後に
スポーツスターが通り過ぎて行きました＾＾
層雲峡での景色。まさに断崖絶壁！
思えばずっと川沿いに来ていたんだな〜。
旭川といえど、外れの方はこんな感じ。
空を見上げると、飛行機が飛んでいく。
というわけで、こちらが発着場の旭川空港。
空港の周りにはなんもなかったｗ
国道を外れていくと、有名な景色が見えてくる。
この辺りはどこもかしこも人・車だらけ＾＾；
角度を変えて１枚。どこを撮っても絵になる。
道内広いけれど、この景色はここでしか
見れないな〜と実感。
↑ 画像クリックで拡大可能
さすが観光地と言われるだけのことはある！
こちらはケンとメリーの木。
木がセンターで無いのは、観光客のせい；；
ここはマイルドセブンの丘。
ここも実はこれだけの写真を撮るのに、
結構時間かかったし苦労したんです＾＾；
遠くから撮ったけど、電線や車で微妙；；
こちらは、かんのファームの花畑。
観光地だけあって、車も多め。
やはりこのあたりといえばラベンダー？
こちら道楽館の外観。いい雰囲気の宿。
上の写真を撮った逆方向の写真。
庭からも見事な眺めが楽しめました。
ここからは夕飯画像ばかり＾＾；
まずはトマトと水菜のサラダ。トマト甘い！
かぶのスープ。非常にヘルシー。
でました！スタッフドチキン！
sottoooさんが取り分けてくれます。
こんな感じで外食。ビールサーバーもあり＾＾
揚げナスニンニクなるもの。これホントうまい！
ダッチオーブンでないと、きれいに揚がらない
のだそうです。また食べたい！
料理の多くは、こういった各種ダッチオーブン
で作るのだそうです。たくさんあるんだな〜。
というわけで、こんなお品書きでした。
こちらの宿、メニューをリクエストで聞いて
くれるという珍しい宿。
ダッチオーブンだけで２００近いレシピが
あるのだとか。凄い！
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