Road to Ride 本文へジャンプ
Touring Repo No.10 北海道ソロツーリング2007 7日目(7/20)後半


昼も済み空を見ると、まだ晴れ間も見える天候。
そろそろ帰りのフェリーが出港する苫小牧方面へ向かわないと間に合わなくなるので、
東方面へ戻っていくことにする。

その間にある最後のツーリングスポットである、
ニセコパノラマラインを走っていくことにする。
ニセコといえば、北海道では
リゾート地で知られる場所。
スキー場や温泉地を横目に見ながら
快走していく…つもりが、
徐々に標高が高くなるに連れて
曇り空になっていく。ここからは最後まで
青空を見ることはありませんでした。
とはいえ、元々天気予報が雨だった日に、
半日でも快適に走れたことには
空に感謝しないといけないですね^^



  この辺りの景色もなかなかきれいでした。



  道内には至る所に絵になる景色が。最高!



  徐々に標高が高くなり、曇りがちに。



  ちょっと長野県を思わせる山並。


ニセコの道の駅などで休憩しながら進んでいく。
ここで本当なら見事な羊蹄山の景色が
見えるはずだった…けれどさすがに天気が悪く、
頂上の方は見ることができない。残念。
この辺りには羊蹄山がキレイに見える
スポットが多いようで。
ここはまた次回の宿題にしたいな〜
なんて思ったりした^^;

この辺から徐々に疲れが。天候も悪化傾向だし、
この日も出発が早かったこともあり、ややぐったり。
ここで登場はiPod!音楽を聴きながら
気分を奮い立たせて走行!



  畑からも羊蹄山。かなりでっかく見えそう。



  様々な場所に羊蹄山ビュースポットが。


途中寄り道したのは、羊蹄山のふもとの
京極町という場所にある、
羊蹄ふきだし湧水という場所。
日本名水100選にも選ばれていて、
数多くの地元・観光客が
水を求めてやってくるらしい。

確かに非常にきれいな水が流れている。
透明度も高い。
飲んでみると、冷たくておいしい!
多くの人がタンクに積んで帰って行きました。
顔も洗って元気をもらい、やや体力復活!
ちなみにこの辺りを走っていて、
小学生が手を振ってくれたのを覚えている。
ちゃんとピースで挨拶返し。
こういうのもまた元気の源になります^^



  非常にきれい!軽井沢の滝を思い出す。



  湧水は生で飲んでも安心だったのかな・・・?






この旅最後の観光スポット、
支笏湖を目指していくと、
ついに霧から霧雨へと移行していく…。
実は道内で雨に降られないんじゃないか?!
なんて期待していたけど、
美笛峠手前でカッパを着込み、
しっかり雨対策。

するとそこから支笏湖から苫小牧市へ入るまで
ずっと雨;;(とはいえ1時間程度でしたが)
それほど強い雨ではないものの、
霧も凄くて全然景色は見えない!
よって、支笏湖畔を走っていたかも
さっぱり分からない!
残念ながらスポットは見送り。
見たことはあったのでいいのだけど、残念。

苫小牧市街に入る手前で、
どうにか雨が止み、進んでいくと
道もさっぱり濡れていない。
どうやら市街はあまり雨が降っていなかった様子。
ここでカッパをいったん脱ぎ、
道端で休憩をする。と、後ろからライダーが
続々とやってくる。それぞれに挨拶。

どうやら皆、この日の夜出港のフェリーで
帰る人たちの様子。
苫小牧港からは、夜に大洗行きと、
秋田・新潟行きが別々に出港するので、
本州へ帰る人が多く通りかかる場所になる様子。
皆、旅の最後はここが多いんだな〜と実感する。



  立ち止まった道は、苫小牧へ向かう国道沿い。
  たくさんの荷物を積んだライダーが
  皆、帰路に着く道なんでしょうか。


今回まっしゅが乗る苫小牧東港は、
メジャーな苫小牧西港からは離れていて、
周りには何にも無い!という事前情報だったので、
市街にて給油などの補給が必要な様子。
ここで最後のホクレンへ寄り、
黄色フラッグ2本目をもらう。
この旅でもらったホクレンフラッグは
計7本にもなった。何気にビックリ。

その後、道端のコンビニで
軽く腹ごしらえをしつつ休憩。
フェリー乗り場には1時間前までに、
と言われていたが、ここでまだ17時。
フェリーは19時半出港にて時間がある。
休憩をゆっくりしながら、
最後の道内を惜しみつつ休む。


17時半、そろそろ道内ラストライディング!と
意気揚々に出発する。
苫小牧東港は、話では離れているとは
聞いていたけれど、実はそんなに
遠くないんじゃないかと思っていた。
でも走っていて思った以上に遠いことが発覚。
後で見てみたら、西港からは30kmも離れていた!
恐るべし北海道…。

そして具体的な案内図は、ごく近くまで
行かないと無いことも発覚^^;
もっとギリギリの時間まで休んでいたら、
暗くなってきてかえって危険でした。
向かう途中の日高自動車道も、
無料だけどほぼ高速道路だったので疲れるし。

厚真ICまで行って、やっとこ
フェリーターミナルの案内図が。
周りに何も無いとは、本当に本当で、
家1件もない^^; こりゃ確かにと納得する。
ターミナルには18時過ぎて無事到着。
バイクはそれほど多くなく15台くらい。
チャリダーも1台。

金曜日に帰る人はそんなにいないのかな?
まっしゅとしては土曜に帰って、1日くらい
しっかり休まないと仕事復帰できないなと思い、
この日のフェリーを選択したんだけど。
それとやっぱり都心から来る人は、
行きは新潟〜小樽間を利用して、
帰りは苫小牧〜大洗を選択する人が多いから、
っていうのも人が少ない理由に挙がるみたい。
まあ後から思えば、1日でも長く道内に
滞在していたい!という気持ちが
でっかくなるのも確かだったけれど^^;

ちなみに苫小牧東港から新潟港へ行く間、
秋田港へ途中寄るため、
秋田行きの人と新潟行きの人に分けている。
数えてみれば新潟に行くのは8台ほど。
来た時を思えばごくわずか。



  苫小牧東港のフェリーターミナル。



  チャリダーも1人。秋田で降りるのだとか。



  待合室には人がたくさん!!
  どうやらバス観光の徒歩客が多かったよう。

出港1時間前になり、
大型トラックの乗船を待ってバイクの乗船。
この頃になり、また雨が降ってくる。も、
ギリギリ乗船になったので
カッパ着込むほどではなかった。ホッ。
秋田行きと新潟行きで、
バイクを停める位置を分けている。
来る時を思えばかなり空いていたので、
余裕で荷物整理が出来る。
ちなみにここでは、きっちり荷物は棚へ!
と、管理されました。



  新潟へ行くのはここに見えるバイクのみ。

行きで利用したS寝台はこちらの航路には
無かったので、2等寝台を利用。
4人区画になっている寝台が6つ、
24人で一部屋になっているものの、
この日は全体的に利用客が少なめなためか、
4人区画に1〜2人ずつしかいない。
ラッキーってなもんで、
荷物置き場を2人分使用してしまう。
ちょうど雨で濡れた服が乾かせました^^

前回の教訓を踏まえ、再び乗船後速攻で風呂。
入ったときにはまだ5人くらいしかいなかったが、
徐々にゾロゾロ増えてきて、
あっという間にイモ洗い状態。
やっぱり早めに入浴する事は大事らしい。
ちなみに、夜出港のフェリーでは
22時にいったん風呂は利用できなくなる。
それもあってか、皆早めに来るみたいですね。
まあ秋田下船の人は、それまでに入らないと
入浴不可ですしね。

風呂を上がり、無事に出港となる。
道内を離れていくフェリーの中で、
いろんなことが思い出されてぼんやり。
まあこの辺りはまた最後にまとめることにして。



  こんなカフェスペースで書き物してました。



  レストランもやや閑散とした雰囲気。


夕飯はごくごく軽くカレーライス。
広々としたカフェには客はごくわずか。
それをいいことに、酒を飲みながら
日記や旅のまとめをノートにまとめていく。
まとめていると、またいろんなことが
思い出されて寂しく感じられる。

22時に消灯ということで、この日は就寝。
ホールでは暗い中晩酌している人も
チラホラいるけど…。

明日はついに旅最終日。あっという間だな〜。





本日の走行距離  303km


  ニセコ近くのいわない国際スキー場のよう。
  まだまだいい天気でありがたい!
    ↑ 画像クリックで拡大可能





  これから向かっていくのはあの山すそ?



  先程までいた岩内町があんなに遠くに。
    ↑ 画像クリックで拡大可能



  標高あっという間に1000m越え!



  道の駅ニセコビュープラザ。晴れてればな〜。



  本当ならあそこにでっかい羊蹄山が…;;



  晴れ間もまだあるけど、どんどん曇る。



  名水100選の湧水を示す碑。初めて見た。



  水を飲んだり汲んだりは自由なようです。



  透明度も高くて、湧水って感じがする!



  湧水近くにあった珍しい形のトイレ。
  ちょっと洒落てるな〜と感心してしまうw



  ここも羊蹄山ビュースポット。実に惜しい…。






  雨を過ぎた後。旗も濡れたけど、防水ビニール
  製のようなので安心です^^





  気づけば旗いっぱい!目立つな〜^^;



  今回の旅で初めて寄った7/11。



  ここまで長旅してくれた相棒にも感謝。



  フェリーターミナルにはやはり多くの
  バイクが。とはいえ、初日の新潟港に
  比べれば少ないものです。
  ちなみに深夜発の敦賀行きをすでに待つ人も。



  こちらが乗船予定のフェリーあざれあ。



  この日はまだオフシーズン並みの静けさ。



  乗船窓口。行きで手続きが済んでいるとスルー。



  待合室から見たフェリー。やっぱでかいな〜。




  こちらが2等寝台。隣に1人いるだけ。



  行きで乗ったらいらっくと良く似ている風景。



  苫小牧の明かりが離れていく。寂しい〜!



  また乗船記念があったので一応撮影。



  夕食のカレー。ごくごく普通な感じ。



  さらば北海道!また来年も会いたい!

   ツーリング7日目前半へ戻る   ツーリング8日目へ進む    Touring Report10 topへ戻る

   
inserted by FC2 system