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Touring Report No.44 北海道ツーリング2011 1日目 2011.6.25
さあ、今年もやってまいりました!
今年も長々と書くツーレポ、期待している方はどれだけいるかわかりませんが、
張り切って作って行きたいと思います。ヨロシクお願いします。


さて、旅前述になりますが、今年は5回目の北海道ながら意外と初が付くことが多い!

まず、初の6月という時期。本来だとまだツーリングというには早いし寒いと言われる時期ですが、
本州が梅雨時期ということもあり、比較的北海道は天候が安定しやすいとのこと。
現地民に言わせると、富良野や十勝の辺りは6月や10月の方がおススメいう人もいるし、
そんな意見を参考に、6月という時期をセレクトしてみたわけなんですけど。
まあこの頃は天候不順や猛暑もあり、正直気候に関しては読めないのですが、
行ったことのない時期に行くというのも、見所や名物が違ったりするので楽しみですよね。

それに加えて、今回は初トランザルプでのロングツーリング。
アメリカンで駆け抜けた4年と比べると、機動力や走破力という意味では上がるはず。
前の林道ツーリングで転倒していることもあり、そんなに無理はするつもりはないけど、
それでもせっかくデュアルパーパスなバイクで道内を巡るわけですから、
それなりのダートをセレクトして走ってみたいかも、なんて考えていました。

他にも、時期的に花が良いとされる6月ですので、今年は『原点回帰』というテーマも持ちつつ、
しばらく行っていなかった道北・宗谷方面に行ってみようかと考えるようになりました。
もし上陸日の天候が大丈夫そうなら、一路宗谷岬を目指し、4年前の初ツーリングを思い出しつつ、
まだ行っていない道北の主要スポットや原生花園を巡ろうと考えていました。



と、そんな前述を終えて本番。出発日はいつも通り朝4時起き。
今回は6月下旬ですから、夏至が過ぎたばかり。つまり1年で最も日が長い時期。
よって4時起きでもすでにかなり明るく、そこでふと日が長い時期だったんだと気付く。
これもまた6月ならでは、初な感覚だったのかも。


出発日の天気は雨。まあ本州が梅雨時期に出発するわけですから、それは覚悟の上。
今回は昨年までと比べ、バイクの形状上、体は雨ざらしになりにくいけど、荷物の雨準備がいろいろと面倒。
今までは積載箱なので雨でも関係なくなんのその、という感じだったのに対して、
今年はその辺りを考えないといけないのは面倒だな〜、なんて思いつつ、
荷物に雨対策をして、例年通り5時前には出発しました。


                                  こんなスタイルでの出発となりました。
   
                      始まりは雨のことの方が多いかな〜? まるで何かの歌みたいだな…。
                         


長野県内の高速上は比較的小雨だったり止んでいたりしたので、さほどでもなかったものの。
妙高SAから新潟に入り、北陸道に入ると、物凄い大雨と横風!
この頃は局地雨被害が多いようですが、ちょうどそんなタイミングに当たってしまったようで。
今年はトランザルプなので、アメリカンと比べると雨走行も大変ではないけれど、さすがに結構な雨で一苦労。
荷物の方は大丈夫なのかな…、と、ふとバックミラーで確認すると…






リアバッグにカッパが付いていない!?!?!(・ω・;A)







一瞬、はっ?!と思いました。
カッパが飛ばされた?!ってことのようですil||li _| ̄|○ il||li



実は私、今まで一般的なバイク用リアバッグって使ったこと無かったんです。
カッパは上から被せて、ゴムの伸縮で止めているだけの、弱い支え。
高速の風圧では、そりゃ飛ぶ可能性もあるわな、と、冷静になってみればわかるのですが、
実は、ツーリングでこのカバン使うの、初だったんですよね…;;
それに、昨年まではかなり強固に取り付けていた積載箱で雨を気にするでもなく。
荷物や雨具がどうなっているか気を付けるという感覚すら、あまりありませんでした;;


気付いたのは、米山SAの手前数キロだったこともあり、スルーするつもりが慌ててSAへ。
(例年だと米山SAは休憩ポイントだったのですが、トランザルプは給油しなくても
 新潟まで走りきれるので、ここでの休憩をせずにスルーする予定だった)

幸い、カッパが取れてさほど時間が経っていなかったし、スピードが出ていたので
言うほど濡れてはいないようだったものの、それでも大雨は止む気配なし。
ここからまだ1時間以上走らなければならない。カッパが無ければ、バッグはビショビショになること違いなし。
最悪はそれでも仕方ないかとも思ったものの、出発して数時間で、まさかこんなトラブルとは。
正直テンパってしまい、どうしていいかわからない…。

体用のカッパを代わりに巻きつけようかとも思ったけど、この雨じゃ体の方が心配だし…。
SAの売店などでウロウロしてみたものの、代替品も無さそう…。

そこで、ゴミ箱に目が付き、透明のゴミ袋が存在することが発覚。
幸い、売店のおばちゃんに事情を話したら、タダで1枚分けてくれた!ありがたい!!
ひとまずバッグの上からゴミ袋を被せて、持参したビニールテープで固定して事なきを得た…気がしていました。
ここで30分ほどロスして、気付けば他のライダーさんが一人。
どうやら、同じ船で北海道に向かう方らしい。ひとまずこちらが先に出発。

    
こんなスタイルでした(汗


走っていても、リアの様子が気になる…、と気にしていると、いきなり風圧で取れそうになってるし!!!
しかも、慌てて出発したせいで、タンクバッグの方の雨具がしっかり付いていなくて飛ばされそう!!!
もう慌てると、二重三重とトラブルって重なるもんですね…。


ひとまず、出発したばかりでPA・SAは無さそうだったので、急きょ高速バスの停留所に非常停止。
ゴミ袋が風圧で飛ばされないように穴をいくつか開け、タンクバッグの方は再度しっかり固定。
それでも、やはり高速の風圧ってのはすごいみたいで、ゴミ袋が徐々に取れそうになっては、
あるPAあるSAで停車して、しっかり被せ直して再出発の繰り返し。
幸い、新潟亀田ICに到着した頃には小雨になったから良いものの、もうヘトヘト…。
国道で港まで向かう道中、車からの視線が少し痛かったです…。


ここからはいつも通り給油・買い出しを挟み、ターミナルへ到着すると9時過ぎ。
まずまずちょうど良い時間に到着できたようで、ひとまずホッとしました。

   
             
ひとまず毎度の風景が見られて(´▽`) ホッ。ってか、晴れるならも少し早く晴れてほしかった…;;
     
                       
今年はたったこれだけ。年々一緒に渡るバイクが少ない気が…。


いつも通り手続きを済ませ、少し待つと乗船開始となり、雨の心配もひとまず終了。
北海道の天気予報では、ひとまず上陸日は大丈夫そうだし。
カッパがわりにしたゴミ袋は車両甲板で乾かして、ひとまず持参品の一つとなりました^^;


               ↑がらーんとした車両甲板。こうしてみると広い。 ↓んなわけでバイクもこれだけです。
     


そんなトラブルの後だったため疲れてしまい、船内ではぐったり。
船も混雑するような時期でもなく、全般的に空いているので、風呂の時間などを気遣うこともなく。
夕飯を準備して食ったりしている間以外のほとんどは睡眠となっておりました。

     
                  こちらも毎度の夕食光景。今年からはiPodからスマホが暇つぶし代わりになりました。

しかし、初日にこんなトラブルに見舞われるのは初。
今後、雨が降ったらどうしよう…なんて考えながら、1日目を終えるのでありました。
ま、ここでカッパが飛ばされたのが、この後道内含め、使わなくて大丈夫という予兆だったとは、
帰宅してから感じたことでございますけどもね…^^


                    船内から見事な夕陽を見ることが出来ました。外で撮りたかった…。

               甲板には出られなかったので、船内から撮っています。映っているのは船内の明りです^^;

    
       こちらは逆ルートで新潟に向かう『らいらっく』。何度も乗ってるけど、すれ違いは初めて撮ったかも。

                                   本日の走行距離  265km(今年からmileでは無くなりました^^)

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