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Touring Report No.56 北海道ツーリング2012 8日目 2012.8.18
秋田港到着のアナウンスで目が覚める。わりとぐっすり寝ていたみたい。
ひとまず外の様子を写真撮影しに、ウロウロとデッキへ。


   そういえば行きの船でぐでんぐでん過ぎてこういう写真を撮らなかった。

   秋田の男鹿半島辺りと思われます。ここに来たのももう数年前か〜。

外はいい天気!これが昨日だったらな〜、とやはり思ってしまいますよねぇ。
デッキでうろついていると2人を発見。朝飯にしようということになり、ホールへ。


  空を見上げ、羊雲を見ると、少しずつ秋の気配かな?と感じてみたり。

まっしゅは、セイコマで買いこんできた、本州のコンビニには無い、珍しそうなパンを食う。
2人は、時間的にまだ大丈夫!と、サッポロクラシックで迎え酒^^;
まあ確かにこの時まだ7時で、下船は午後4時ですからね。飲んでも大丈夫だと思いますけど、さすがです…。


   なかなかオシャレな感じのパンです。クグロフって初めて聞きましたよ。
       
        ソータロー氏はやきそば弁当。1口だけいただきました。やっぱウマい!

例年だと、帰りの船では、旅記録をまとめて時間をつぶすわけなのですが、
今回は3人でいるので、しゃべってるだけでも時間がつぶせそう。 とはいえ、帰宅してからまとめるとなると面倒…。
同じホームページ作成者のソータロー氏も日記を書くと言うので、便乗して旅記録をいつも通りまとめることに。
ちなみに私の旅記録は、走行距離や何に金を使ったとか、荷物は何を持参したとか、
そんな内容を1冊のノートにまとめて、後で思い出したり、次の旅の参考にしたりしてるんですけど、
2人に「そんな細かいこと、無理です!」と。まあ確かにそうだよね。

そういうのをまとめる気が無いシューコ氏(笑)は、風呂に行ったり、風に当たりに行ったりとダラダラして過ごす。
ちなみにソータロー氏、まるで夏休みの宿題ばりに、書き始めた日記は白紙…^^;
まさかの、帰りの船の中で、行きの船の中のことから日記に書くと言う…。
個人的にはそっちの方が無理だろ!と思ってしまいました。最後までさすがです、ソータロー氏!

   
    ノート自体も最初からという…。夏休みの宿題を溜めていた、小4を思い出しましたw




そういえば、暇つぶしに偶然思いついた遊び。
『北海道を書いてみよ〜!!』のコーナー!

やり方は単純。何も見ずに北海道の形を書いてみよう、という、
一般人には何が楽しいのか分からないけど、北海道病なら1度やってみたくなるような、
北海道病の有無まで検出出来てしまう、ちょっと怖いお遊び(何それ?)

シューコ氏が風呂に行っていたので、ひとまず2人でトライした結果がこちら!








ただの暇つぶしのつもりでやってみたのですが、
こうやってやってみると、結構行っている場所や思い入れの深い場所が分かります。

まっしゅは道南に行ったことが無いため、函館方面が非常にあやふやで、でっかく書きすぎ。
それでもそれ以外の場所は、各所結構行っているので、結構正確に書けているつもりです。利尻礼文も書いたし^^

ソータロー氏は道北とサロマ湖が大きめ。サロマ湖は今年、結構行っていたようですし、
道北は昨年、たくさんダートを走っていたらしいし。思い入れが深いと、でっかく書いてしまうということもあるようです。

まあ、お互い見た目で北海道を分かるので、いい勝負でしょうか。

そこにシューコ氏が戻ってきたので、同様にやってみてもらいました。すると何と衝撃作が。











            
       さっ、さかな?!と思ったのは私だけ?



いやいやいや、丸過ぎないですか?!道南から書きだしたのですが、まさかの丸みを帯びた半島2個!!
しかも、渡した紙のセンターにこじんまり。そしてやさしいタッチで書くシューコ氏。意外(笑)
もっとでっかく書こうよ!と伝えると今度は…





         
      で、でかっ!



今度ははみだしてるのかい!!そして半島の丸みは変わらず、相変わらずやさしいシューコ氏。超意外(笑)
それでも、地球岬や小樽のちょっとした岬まで再現する辺り、やはり北海道に何度も来てるだけあるね〜。


かなりバカバカしい遊びではありますが、このレポートを読んでいて書いてみたくなったアナタ!
レッツトライ!! そして結果を掲示板に貼り付けてくださいね (o^∇^o)ノ
なお、この「北海道を書いてみよ〜!」の結果を公表・酷評することに、2人には同意を頂いております(笑)



閑話休題。



3人でしゃべっていると、ホールに続々と人が集まりだす。何かと思ったら、フェリー内イベントのビンゴ大会。
これ、例年夏場の航路では行われているもので、今回に限ったことではなく、毎年帰路では行われていたのですが、
今までは、別にどうでもいいや〜と思い、参加していませんでした。

今回は、たまたまそこに居合わせたので、せっかくだしビンゴ大会に参加。
特賞はグルメギフトとか、3,000円分の船内利用券とか、わりと悪くないんですね〜。
人が多かったので、倍率はかなりのもんでしたけど、すいている時期ならいいのかも?

    
    最後の1個前でこんな感じ。リーチがあるだけ良かったのかも?

誰か1人ぐらい当たれば、ネタになるね〜、ってことだったのですが、
これで最後ってところで、まさかの私がビンゴ!! もらったものは…

    

今年就航した、新日本海フェリーの新造船すずらん・すいせん記念クリアファイル。
これはこれで、ちょっとうれしかったかも^^

その後、風呂に入ったり、子供のジャグリングをみて感心したり、昼飯をバイキングで食ったりして、
昼寝して過ごすと、あっという間に下船時刻。やはりあっという間です。
あ、ちなみにシューコ氏は、船内で白い恋人やロイズのチョコ菓子を土産として買ったわけですが、
新潟で下船したら、暑くて溶けるんじゃね?と言う話になり、
下船したらコンビニで氷を買って一緒に入れていくらしい。大丈夫か?^^;


   フェリー内のバイキング昼飯。全般的に味は微妙と言わざるを得ない…。
       
       白い恋人の袋を括りつけるシューコ氏。氷漬けにした荷物はその後サイドバッグに入れられてました。

新潟港に到着した際のアナウンスで聞いた温度は35℃…。熱すぎます、本州。
混雑期ということもあり、やはりライダーは最後の下船。甲板で荷造りしていると、暑い暑い!
じっとりとした暑さを感じつつの荷造り。これを感じると、本州に戻ってきた、いや、現実に戻ってきた気がしてしまいます…。
16時頃に下船、ひとまず先程の話通りコンビニへ。

最後に集合写真を撮ろうぜ〜、と言う話になったのですが、
撮影場所はまさかの、行きの乗船前に買い出しをしたコンビニの駐車場。
北海道で撮ってくればよかったのにね…。この辺が行き当たりばったりトリオのクオリティです。

    
    もう、何ら北海道の気配は無くなっている背景の中ですけど、みんないい笑顔でしたよ^^

コンビニで氷漬けになった荷物に笑い、記念撮影がうまく出来なくて笑い。
いろいろやってて、15時半着の船で帰ってきているのに、17時近くまで港近くに滞在してしまった^^;
こうして本州に戻ってきても最後までにぎやかに、テンション高く、楽しく過ごせたのは
やはりこの2人が一緒だったからこそなんだろうと感じました。


   佐渡汽船のターミナルを眺める2人。また船に乗って旅に出たくなりますよね〜。
   
    あまりの暑さと渋滞で、信号待ちで車の日陰に入るソータロー氏。ピースサインだけは忘れず。

最後の最後まで先導ジャンケンをし、最初の合流場所である黒埼PAへ。
ここで最後に缶コーヒーでお疲れ様の乾杯!サッポロクラシックでないのが残念ですけど。


  最後の記念撮影。見切れちゃってゴメン^^; 私の顔はどっちでもいいので伏せませんでした(笑)

最後にここでも記念撮影し、関越道から帰る2人と別れることに。
高速上で、この旅最後のピースサインを2人に出して追い抜き、まっしゅは北陸道を上信越目指し単独走行。


  日本海に沈んでいく夕陽。これで旅が終わることを告げているようです。

ここからはいつも通りに帰宅。上信越道方面はどんよりとしていたので、
上越の辺りでカッパを着たものの、さほど降られることも無く、無事に19時半頃帰宅。
ちなみに関越方面は結構などんよりさと雷が見えていました。
後日聞いたら、物凄い夕立に降られたとのこと。2人は帰路でだいぶ苦労したようです。

    
   無事に帰宅!トランザルプ号、ありがとう!!

荷物を下ろしざっと片付け、風呂に入って、フェリーで買ってきたサッポロクラシックで最後の乾杯!
ひとまず無事に帰宅できたことに感謝。お疲れ様でした!
                                                    本日の走行距離  265km

北海島ツーリング2012  終わりに

無事にレポを1ヵ月強で作り上げた今日は秋分の日。外は一気に秋らしくなり、夜は雨。肌寒くなってきました。
すでに懐かしく思える、6度目となる北海道ツーリングも無事に幕を下ろしました。
今回は、初マスツーリング、そして初道内キャンプという2大テーマの中での旅でしたので、その辺について最後に。

まず、北海道をバイク仲間と一緒に旅するということについては、むちゃくちゃ楽しかったです!
普段から基本的にソロで走ることが好きで、団体行動を乱してしまいがちな私ではありますが、
往復のフェリー内や、野営で盛り上がったことなど、やはり普段の北海道には無い楽しさがたくさんありました。

もちろん、ずっと一緒だったわけじゃないですが、ソロで走ったことを報告してみたり、
別々に行動している時に、メール等で情報交換してみたり。
そういった意味では2人だけでなく、まこさんご夫婦ともメールでやりとりしていたし、
同じ道内に仲間がいる、というだけで、マスツーリングしている気分だった気がしました。
何というか、ソロなんだけどソロじゃない、みたいな感覚で。

それと、ふと思うのは、ソータロー氏とシューコ氏だったからよかった、というのもあったのではないかな?と思っています。
実は私、複数で行く旅行というものが微妙に苦手で、過去を振り返っても、あまり楽しかった記憶が…。
いろいろ気遣ったりとかで、疲れてしまうんですかねぇ。まあそれは自分の性格上の問題だと思うのですが。

ですが、この旅の中でそういうことを感じることは全くありませんでした。
同じ趣味を持ち、同じ目的を持って旅をして、それでいてストレスを感じるような縛りも無く、
わりと3人が3人とも行き当たりばったりで適当な性格だった(笑) のが良かったのかもしれません。

    今年の旗は総計4本。黄色が欲しかった…。

そして、北海道内での初キャンプ。今回初めて真夏のハイシーズンに北海道を旅し、キャンプしたわけですが、
気候という意味でも、多くのキャンパーがいるという意味でも、北海道キャンプは真夏がベストだと感じました。
まあ近年は道内でも地域によっては暑いですから、気候という意味で条件をクリアできる時期は多いと思いますが、
やはり多くのライダーがツーリングしていて、そこでライダー同士が
一期一会の酒を飲むっていう状況に憧れる、というのが大きかったかな〜?と思っています。
今回はソロキャンプはありませんでしたが、次回があるなら、今度はソロキャンプで回れそうです。

ただ、自分の場合、すでに常連となっている旅人宿がいくつかあるため、
キャンプも楽しみつつ、常連の宿にも行きたい、という葛藤にかられてしまいます。
そうなってくると、やはり1週間しか居られないという絶対的縛りが大きな壁になってきてしまう…;;
それでも、毎年こうして1週間でも、放浪旅人になれるというのは、
自分の人生の中で大きなことであり、幸せなことなんだよな〜、とは感じていますけどね。


   このテントも、北海道を一緒に旅した、というだけで、大分愛着が湧いてきました^^

最後に、今年の北海道で強く感じたことが一つ、「非常に長く感じられた」ということ。
例年だと、あっという間に過ぎてしまい、帰りたくないっ!というテンションになるし、
まして6回目ともなると、北海道ツアラーとしては常連。慣れもあり、あっという間感も強いはず。
ですが、初めての時以来、長く感じられ、後半はそろそろ帰ってもいいかな?なんて思うこともちらほら。

条件だけ見ると、今年は天候に恵まれたとは言えず、ツーリングとしては微妙な日の方が多かったように思います。
楽しかったことも多かったけれど、体調不良や疲労、悪天候に悩まされ、結構ツライ部分も多かったです。
久しぶりに結構な立ちゴケもしてしまい、大問題ではありませんでしたが、やや波乱万丈だったような気もしています。
でも、ひとりじゃなかったから助けられたり、同じ苦労を共にする仲間がいたり。いろんな想いがありました。
だからこそ長く感じられ、強く記憶に残る旅になったのかも、とも感じています。
とても楽しかったことだけでなく、きつかった、辛かった、恥ずかしかった。
そんな記憶があるからこそ、楽しかった部分が光り輝いて、記憶の中に強く残ったのかもしれません。


なにはともあれ、6度目の北海道も最高な旅と言えるものとなりました。
道内で出会った皆様、例年お世話になった道内宿の方々、ありがとうございました。
そして同行してくれたソータロー氏、シューコ氏、本当にありがとう。これからもヨロシク頼みます!

北海道ツーリング2012 
 総走行距離 2539km  (内、道内のみ2009km)
    ※昨年より500kmほど少なめ。今年はわりと移動距離の少ないツーリングだったようです。
  使用ガソリン量 約106.89リットル  トランザルプ平均燃費 23.75km/l
  旅費 トータルで約13.5万円(お盆だったからもっとかかったと思ってたのに、昨年より安かった。キャンプだったから?)

  ここまで記載した文字数 約32000字(昨年よりも1万字も少ないぞ!!やった!(何が?(・ω・;A))


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