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Touring Report No.56 北海道ツーリング2012 7日目 2012.8.17
いつも道楽館に宿泊すると、通称朝練、早朝ツーリングが定番なのですが、どうもこの日も朝は曇天。
4時頃室内の会話が聞こえ、天候が悪い、と聞いたのをいいことに再度就寝…。結局6時過ぎまで寝ていました。

6時過ぎに起き出すと、宿泊客の半分以上が曇天の中早朝ツーリングに出て行ったよう。
道楽館の朝食は遅めに設定されているので、うちらも時間的にはまだまだ余裕あり。
シューコ氏が富良野の青い池に行ってみたい、と出発時から言っていたこともあり、
青い池なら往復1時間程度で行けるから、ということで3台で7時前くらいに朝ツーリング出発。
雨が降った後なので、路面は濡れ、辺りは霧っぽい。
それでも早朝からバイクを走らせる人は多数。やはりお盆ってライダーが多いですねえ。

昨年、十勝スカイラインに早朝ツーリングに行っていたこともあり、青い池の場所は分かるので先導。
駐車スペースが大きめの砂利でちょっと苦戦。どうも今年は2度ほど立ちゴケした後のせいで、
全般的に取り回しが不安…。帰ったら少し練習しないと…。

青い池は、私が北海道ツーリングに行き始めた年の頃は、ほとんど知られていなかったようで、
道楽館でも穴場スポット的に紹介されていました。
でも、5年も経ってみれば、看板はあるわ、関連土産はあるわ、遊歩道はあるわ。
完全なる観光名所と化していたようです。時の流れってスゴイ。


            青い池…というか、あんまりそういう感じもしないんですけど…。

青い池は本当に真っ青な色をしているそうですが、この日は前日の雨の影響で濁ってしまい、
青みがかったグレー、くらいの色合い。…ここもまたリベンジ対象地になりそうです。

宿に戻るとちょうど朝飯前。飯の前に荷物を積み込んでおき、朝食後すぐ出発できるよう準備。
前日の夕食前に、この日をどうするか相談していたのですが、
いつも野営がメインの2人にとっては、道楽館の朝食8時は非常に遅く感じられるようで、
出発時間に若干モメる。やはりキャンプだと早朝撤収、早朝出発のイメージが強いようですね。
この辺は、野営ライダーと旅人宿ライダーの差なのかもしれません。
最悪、朝食を食わず出発という話も挙がったのですが、そういう予約にはしていなかったし、
朝食も美味なので食わないのはもったいない。ということで、朝食後即出発、という方針に。


              この日は丸鶏がまるまる1匹入ったお粥。うまし!
       

道内最終日となるこの日、ソータロー氏は前々から言っていた、日高へ向かい、馬に会いに行くとのこと。
馬にあまり興味のない私とシューコ氏。シューコ氏は積丹方面へウニを食いに行きたいと言うので、
そちらに同調し、この日は1台と2台に別れ、フェリーターミナル近くの鵡川で夕方落ちあうことに。
ただ、富良野から積丹経由で苫小牧方面まで戻るとなると、出発時間は早いに越したことはない。
こういう時、やはり旅人宿の遅い出発というのは微妙になってしまうんですよね、きっと。

朝食を済ませ、宿の中で一番に出発。ひとまず富良野市街までは3台で。
昨晩生ビールを飲みすぎ、金が足りなくなってしまったソータロー氏が金を下ろす為コンビニへ。そこには他のライダーも。
たくさんの旗を付けているライダー、最近は少ない気がしますが、こういうライダーを見ると会話しやすい気がします。
それに、この方々もそうでしたが、やはり若いライダーが多い!
お盆休みで来るというのもあるんでしょうが、真夏のライダーは人数も年齢層も違う気がしました。

   
         ホクレンフラッグだけでなく、レアな感じの萌え系旗なども付けている。いい!
 なかふらの、は今年は赤色。

富良野から日高目指して南下していくソータロー氏と一旦別れを告げ、シューコ氏と岩見沢方面へ向かう。

出発時は晴れ間も出そうか?と言う天気予報だったけど、長いトンネルを抜けたら雨が降り始めたり。
岩見沢でようやく天候が安定し、さらに石狩市から札幌郊外を抜けていく。
途中、ホクレンフラッグ黄をゲットしよう、と言う話になり、数件のホクレンを通りかかるも、
どこも売り切れとのこと。元々4本コンプリートしようとは考えていなかったのですが、
3本ゲットしていると、どうしてももう1本も欲しくなるもの…。仕方ないので小樽、余市方面に期待を残す。
…も、結局余市でも品切れで、コンプリートならず。あとでソータロー氏に聞いても買えなかったとか。残念。

ん?何か曲がってる…? 

  
   まっしゅとソータロー氏が、スタンディングで走ることが多かったせいか、
   シューコ氏も負けじと、マグナの上に立つ!頑張ってます!! 写真ボケちゃったけど…。


5日ぶりの小樽市街に入ると午後1時。最初から予想はしていたけど、やはり積丹まで行くのは難しそうだし、
昼飯時も過ぎてしまうと、ウニも無さそうかな…?


            ずーっとどんより。結局この日はほとんど晴れ間見えず。

結局、余市にあり、ツーリングマップルにも紹介されている「かきざき商店」で飯を食うことに。
残念ながらウニは売り切れており、まっしゅはイクラ・サーモン丼を食う。
ちなみにシューコ氏は増量したイクラ丼とホッケ焼きを注文。食うなあ!
ホッケを少しだけおすそ分けもらいました。やっぱりうまいですね〜!


            天気が悪くとも、こちらは最高の色! 最後にこういう1日も悪くない!
       

そういえばふと考えると、実はシューコ氏と2台で走行というのは、本州含めても初。
今思うと、まるで5年前のソータロー氏との2台ツーリングの気分でした。
あの時もまる1日一緒に走り、一緒に昼飯を食い、みたいな感じで。
そんなことを回顧するような、シューコ氏との2台走行でした。


       国道沿いなので迷いませんが、駐車スペースは少なめ。バイクは路駐が多めでした。

ここまで何の土産も買っていないのに、結局ここでも何も買わなかったシューコ氏。
まあ最悪ターミナルでもいろいろ売ってるし、ってことで再出発。 これもまた後でネタになるわけですけど…^^;

余市から小樽市街へ。再び雨が降りそうな雰囲気になり、ここから高速走行になることもあり、
カッパを着るため、はからずして小樽のフェリーターミナルの近くのセイコマへ。
明日、またここから上陸する人もいるんだな…と、ちょっと感傷的になります。
思えば、小樽の上陸して、ツーリング中に再度小樽に来る、というパターンも、実は5年ぶり。
今年は初めての北海道以来、みたいなことの多い年になったみたいです。

小樽から高速で苫小牧方面へ。この区間を高速で走るのは実は初めてだったのですが、思った以上にライダーがいたし、
高速上なのにもかかわらず手を振って挨拶してくれる人多数。やっぱうれしいですね〜。

苫小牧東経由で厚真、鵡川方面まで自動車専用道路を走らせ、待ち合わせの道の駅むかわへ。
待ち合わせの時刻より早めに到着。ま、ソータロー氏は近くでウロウロしていたらしいので連絡して早々に合流。
ここで、土産を買いたいというシューコ氏が見つけた、鵡川の物産館へ向かう。すると…

   

もう閉まってる…。残念だね〜、なんて言っていると、帰ろうとする店のおばちゃんらが、
店開けましょうか?と聞いてきてくれる!! 大感謝しつつ、開けてもらい店内へ。
まっしゅはここでは土産を買うつもりはなかったのですが、
鵡川のシシャモは有名だし、1回も買ったことがないので、自分も購入、発送してもらう。
最後にいい土産が買えたし、シューコ氏もようやく初土産を買うことが出来たし^^ おばちゃん、ありがとう!!


         ししゃもを買うなら、こちらへ!! と開けてくれたお礼に宣伝。
       

この後、もう港へ向かう時間だったのですが、最後にやっぱりセイコマ!ということになり、港とは逆方向へ。
船内へ持ち込む飯をいろいろ買いこんで…なんてやっていたら、もう18時を過ぎている。
19時半出港の船で、夏場は90分前には到着を、という話だったのですが、
行きのこともあったので、多少は大丈夫だろう、ということにして、遅れて行きました。
セイコマで同じターミナルから深夜の敦賀便に乗るライダーさんに声をかけられるも、
新潟便だということを告げると、間に合うの?!と心配されてしまったのを思い出します^^;

    
           最後にシューコ氏がまた立った!

鵡川からターミナルまでは10qほどあるのですが、結構逆走していたので、思ったより時間がかかり、到着は18時半。
すると、すでにバイクの乗船が始まっている!バイクの列に誘導され、なんと即乗船させられることに。

例年だと、18時45分くらいに乗船開始だったし、いつもはバイクの乗船は車の後だった記憶があったので、
余裕だろうと思っていたのに、まさかのバイク先乗船で、時間配分をミスってしまいました。
ま、手続きは終わっていたし、乗船券を慌ただしく出し、即乗船で別に困らなかったのですが、
ターミナルで土産を買う予定だったシューコ氏、ごめんなさい^^;
ま、別に最後の乗船に回されてもよかったし、船内でも買えるから大丈夫、というのは分かってたんですけど。
しかし、行きも帰りも偶然にも全く待たない乗船でした。これはある意味良かったのだろうか??

   
         即乗船だったので、カメラも提げたまま。思わず1枚撮影。帰りじゃテンションあがらんけど…。

ちなみに、即乗船だったので忙しかったのにも関わらず、ターミナルでこれを渡される。



これ、函館自走組や、毎年お盆に上陸する人はよく知っているらしいですね。まっしゅは初めてもらいました。
でも、これから道内走るんだったらまだいいけども、今更これもらっても…ねえ^^;
余計な荷物が増えた気分でしたが、一応記念にもらっていきました。というか、強引に荷物に挟まれたというか。
ま、帰りの北陸道に落っこちていたのを見たりもしましたけども(・ω・;A)


       帰路もやっぱりバイクは多い。帰りの船でこれだけバイクがいたのを見たのは初かも。


慌ただしい乗船でしたが、無事に船内へ。
帰りもツーリストB、二等寝台の4人区画に入れたので気楽。ひとまず、行きと同様に…



北海道にかんぱ〜い!!最後の最後まで、こんな感じでした。
ただ、帰りは夜だったし、デッキが思ったより寒かったこともあり、外で飲み続けるのはちとツライってことで、
中のホールで再び乾杯。やはり帰りも、複数で一緒に飲む酒はうまかったですね〜。
ま、行きのこともあったので、帰りは2缶くらいにしときましたけど^^;

  
     セイコマで買いこんできたのは、ホットシェフで売っていた豚丼。これ、結構うまかったですよ!

    北海道の地を去る時が…。寂しいもんです。

        そんな寂しさも忘れるように、サッポロクラシックを飲み続ける3人^^;
       
             こんなサイダーあるんですね〜。まあ味はいたって普通でしたけど。

帰りの船も全般的に混雑していたので、風呂は明日にしよう、ってことにして、ある程度で撤収し、就寝することにしました。
                                                   本日の走行距離 417km


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