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Touring Report No.44 北海道ツーリング2011 2日目B 2011.6.26
いよいよ今回行きたい候補にしていた宗谷丘陵へ!
宗谷丘陵は岬の土産物屋の脇から入っていけるので、そこから登っていくことに。
知らなかったのですが、土産屋の裏も、少し高台になっていて、石碑やらいろいろあったのですね。
どうしても宗谷岬というと、岬の石碑にしか頭がいっていなかったようで知りませんでした^^;


                  土産物屋の上にもこんな駐車スペースがあったなんて知らなかった…。
  記念碑?もあるし、花もキレイ。


                    海と草原が重なって見られる光景って、やっぱ北海道だけかなと感じる。

そして徐々に開けてきた眺めは…


                              やっぱ有名スポットだけある!見事な展望です!


確かに見事!風力発電のプロペラも、宗谷丘陵に建っているだけで絵になるから不思議。
ここも、やはり北海道ライダーには有名なツーリングスポットではありますが、
実際に来てみると、道内広しといえど、この眺望はここだけでしか見れないかな、と思わされました。


                        おそらくどのライダーも必ず撮るであろう、撮影スポットより。


ゆっくり眺めるつもりだったけど、ここで4時くらい。そろそろツーリング開始12時間経過で
体も疲れてきたみたい。写真撮影だけ済ませ、宿泊先の稚内を目指す。

宗谷から稚内市街を目指す途中、ちょっとだけ寄り道。
画像にはありませんが、バイクを購入した関連店舗のレッドバ○ン稚内。
昨日飛ばしてしまったリアバッグのカッパについて、まあ代わりがあるとは思わないけど、
何か対処する手段とか、そんなような物が売ってる店の情報があれば、なんて思い寄り道。

店の整備士さんに相談しても、どうやら働く方々も道民ではないようで、
稚内市街の店のことも分からず。そしたら、整備士のおっちゃんが一番でっかいゴミ袋を3つくれて、
これでどうにかしのいで帰るまで頑張れ!と^^;
まあ適当な物があるのを期待したわけじゃないし、袋も無償で分けてくれただけでも大感謝。
やっぱりそれが一番良い手段なんだな、と納得というか諦めがつき、ひとまず稚内へ向かう。


稚内市街を稚内駅方面へ向かい、迷いつつ辿り着いたのは、本日の宿、稚内モシリパユースホステル。
今回、道北に来ようと決めた時、一番迷ったのが宿泊先でした。
道北にはいわゆる「とほ宿」の種類があまり無く、しかも稚内や宗谷からは少し離れている。
稚内市街にも当然普通に宿泊出来る場所はあるけど、普通のホテルに泊まっても面白くない。
結果、ユースを選択することに。


                こちらが稚内モシリパユース。入り組んだところにありますが、すぐわかりました。
       

実は私、北海道ツーリングの中でユースホステルに泊まるのは、
2回目の北海道ツー時の糠平と名寄以来、3回目という少なさ。
基本的には旅人宿と同じだし、男女別相部屋で泊まることは別に良いのですが、
どうもユースホステルは門限があったり、ミーティング的なことがあったりと、
いろんな縛りがあるようなイメージが強くて、意識的に避けていたところがありました。
が、普通のホテルに泊まるよりは、と思い、今回はユース泊を選択。

稚内にはユースは2つありますが、一方は少し市街地から離れているようだったので、
今回は駅に近くてアクセスの良さそうなモシリパYHを選択。
駐車場は無いようでしたが、バイク等はYHの入り口近くに停めさせていただけるので、セキュリティ的にも安心。
ちなみにここのYHは夕飯が無く、朝食付のみ。夜もお茶は出してくれるようだったけど、
特に集まる制約もなく、良くも悪くも放置型のユースという感じでした。
ま、市街地にあるから、出かけるのに便利だから外へ、って感じだったのかも。


       ↑こんな共有スペースも用意されています。  ↓こんな感じの6人部屋。野菜名で部屋を分けているみたい。
       


受付を済ませ、言われた部屋へ行くと、先客がひとり。
他にも別室に若い客がいたようでしたが、後で聞くとオーストラリアから来ていた兄ちゃんらだったりと、
さすがユースは宿泊する客層が、いわゆる旅人宿とはちと違うな〜と感じる。
部屋に行くと先客が一人、ロードレーサーおっちゃんIさん。
2週間かけて函館から北上してきたのだとか。いつもいつも思うけど、チャリダーってスゴイ…!
このYHは夕飯が無いけど、どうします?的な話から、後で一緒に飯を食いに行く約束をして、
YHの風呂に入った後、1時間ほど駅周辺を散策することに。

      
              稚内駅は改装中。こんなにキレイになるみたいですね〜。もっと最北端感があるとこかと思った…。


     
                    駅の隣の市場とのことだけど、今思えば北の市場ってどこも早く閉まるかも…。

ユースから駅までは徒歩数分の位置。せっかくだし最北端の駅を見学しようと思ったら、
駅は改装中な上に、もう改札口が閉まり始めている? 良く見ると、営業18時までと書かれている…。
そんなに早いの?!と本州とのギャップを感じつつ、駅の横にある大き目の土産物屋に行っても、
すでに閉まってると言うではないか…;;  どうやら稚内市街は、思っていた以上に田舎なようです^^;

     
                                         最北端の駅に通じる線路は単線でした。
 ロシアが近いことを感じる標識。


最北端の都市から土産を送ろうと思っていたけど、それは諦め、周辺をウロウロしていると、
一般的なスーパーを発見。そういえば、今回も現地にしかないカップラーメンなどを
希望する先輩に土産を買う約束をしていたので、ここで現地でしか買え無さそうなものを購入することに。

こうして他県のスーパーなどをウロウロすると、現地の方にとっては普通なんだろうけど、
これは何?!みたいな物が意外とあるものです。
例えば…

  
   道内名物、やきそば弁当。山積み! あんかけがウマいです。   タレ系には、普通にジンギスカンやザンギが。

 そして発見、サハリンビール!珍しくて買っちゃった^^;


北海道名物らしきものを買いこんで、発送依頼。ネタになる土産が買えたようです。

ユースに戻ると、同室にはもう一人客が。自分より若そうな感じの男性。
到着したばかりだったし、飯を食いに出るところだったので、ご挨拶だけして、チャリダーさんと外出。
玄関先に停まっていたバイクを見ると、札幌ナンバーのドラッグスターだったので、
あ、道民さんなのか〜、とこの時は思っておりました。


ひとまず近場の安そうな居酒屋に入り、生ビールで乾杯。
そういえば、北海道には多々来ているけれど、夕飯で外に出るなんてめったにないし、
まして旅先で知り合った方と一緒に飲みに出るなんて、おそらく初。
大丈夫かな?なんて思ったりもしたけど、そこは旅人同士。
情報交換や旅の経路だけでも十分話が盛り上がるもんです。

 
  冷ややっこの上にウニ!まさに北海道的なおつまみ。                 やっぱり刺身もウマい!
 
   こちら、ホッケで作ったつくねだとか。うまかったです。      そして名物、ザンギこと、鶏の唐揚げ。
 サービスでとうきび。

居酒屋で現地の食べ物をつまみにしながら酒を飲むってのも、楽しいもんですね〜。
カウンターから女将さんが話しかけてくれたり、サービス品出してくれたり、
たまたま横にいた旅行に来ていた夫婦は、群馬県から来た方々で、一緒に話したり。
普段のツーリングには無い、これもまた一期一会の楽しい時間が過ごせました。

そんなに長時間いたわけじゃないけど、1日長距離を運転してきた疲労が、いい具合に酔いを助長。
部屋に戻って荷物整理して、ベッドに横になり、さっきのライダーさん帰ってこないな〜なんて
考えていたら、気付いたら眠りについていました。やっぱり疲れていたようです。



4年ぶりの初日北上は、4年前を思い出しながらも、新たな発見のある、中身の濃い1日でした。
                                                    本日の走行距離  498km

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