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Touring Report No.44 北海道ツーリング2011 5日目A 2011.6.29
ゆっくりした後は、帯広市街方面へ南下。
ちょうどお昼時だったこともあり、豚丼でも食って行こうと思っていたのですが、
帯広市街の暑いこと!日差しも強ければ、気温も高い!まさかの6月で北海道内30℃を体験することになろうとは…。
まあこの時は、本州でも猛暑だったようですから、全国的に暑かったようなのですが、
6月のツーリングを企画した際に、寒いことは予期できても、暑いことは想像できませんでした。

 この橋を渡ると帯広市街、って印象強い。

暑過ぎて、飯すらどうでもよくなる勢いだったまっしゅ。
結局店を探す気力すら失せてしまい、土産を買おうと思っていた、六花亭へ。
ここで、久々の賞味期限数時間のお菓子を頂いてきました。

    
              賞味期限3時間のサクサクパイと、賞味期限2時間の雪こんチーズ。安くてウマいです!

六花亭って、北海道ではロイズなどと並んで有名な菓子土産という感じがありますが、
土産物系がどうも割高なのに対して、普通のケーキなどの安いこと。
それでウマいっていうんだから、地元民にとってはおススメですよね〜。

          
                    ちょっと空いてきたけど、来てすぐは結構な混雑!その理由は…。
 こちらの新作商品のせいみたい。

帯広市街に来ることは多いはずなのに、結局いつも似たようなコースですり抜けてしまう…。
やっぱり暑い場所ってのは、個人的に長く滞在できないようです…。
ひとまず南下し、十勝地方で名のあるところに寄り道していこうと思い、寄ったのは幸福駅。


                こちらが道内でも結構な有名スポット、幸福駅。人はかなりまばらでしたけどね。
           

ここ、道内でも有名な観光スポットですが、今まで微妙に避けてきました。
だって、ここカップルが来るような場所なんですもんね…。
ツーリングで1人で行っても寂しいだけじゃないかな〜?なんて思いつつ、
寄るところも無かったので、どんな場所か、くらいは見ておこうかと思いまして。

      
                    噂には聞いていたけど、この名刺の貼りつけったら凄い。貼ってくれば良かったかな〜。

実際に行ってみても、やっぱりカップルの聖地的な要素が強いようで、
観光客も少ないながら、ライダーでも一般観光客でも、そんなような人ばかり。
デカいバイク乗りのおっさんライダーらしき人もいましたが、
暑さも相まって、さほどゆっくりするでもなくスルー。

         
                                    今のところは写真で満足しておきましょう^^;

ここからさらに南下し、中札内辺りを見て回ろうと思ったけど、
暑さに耐えきれなくなり、道の駅近くのコンビニ内で涼みつつ休憩することに。
まさか道内でコンビニ内が快適だと思うはめになろうとは…(・ω・;A)

暑さもあり疲労だけが蓄積され、でも宿に行くにはまだ早い2時過ぎ…。
そんな中、コンビニ前で見た道路標識の横に、「ピョウタンの滝」の文字を発見。
ピョウタンの滝?って聞いたこと無いけど、こんなに大きく書かれているなら、
有名なスポットなのかな?と思い、滝=涼しい、の印象もあり、向かってみることに。

     

道道111号を日高山脈方面に向かって行くと、徐々に涼しくなってくる。
わりといい感じかも、と思いつつ走り続けると、そこはすでに十勝ではなく日高庁内らしい。
思ったより西に来たのかな〜?と思いつつ、辿り着いたピョウタンの滝は…。


                  結構広角なのに、横幅半分くらいしか写せていません。この豪快さは結構見れないかも。
 高低差がそんなに無いにしぶきが凄い。水量でしょうか。

これが非常に豪快!そして涼しい!マイナスイオンたっぷりと言わんばかりの水しぶき!
滝自体は、ダムが決壊して出来たという、いわば人工的な滝ではありますが、
これだけの水量で流れ落ちる滝を目の前に見ることなんて、あんまりないかも。
先に繋がる札内川は、清流日本一にもなったと言われる川のようですし、水もキレイ。
隠れた穴場的なツーリングスポットだと感じました。

   

滝の周りも、アウトドアが楽しめる場所になっており、キャンプ場も併設。
これで温泉でもあればパーフェクトだな〜、と思えるような場所。
もし自分が北海道ツーリングでキャンプしながら周るなら、ここはいいかも、と思いました。

駐車場では、かつてバイク乗りだったというおっさんが、興味津津に話しかけてきました。
道内では、こういうおっちゃんともあまり出くわさないので、
涼みついでに、いろいろ話に乗っかってきました^^

    

涼しくなりだいぶ元気を取り戻し、宿のある大樹方面、セキレイ舘へ向かう。
まだツーリングシーズンでもないし、今日も宿で一人とかだったらどうしようかな〜?なんて
考えながら到着してみれば、いきなりデッカイバイクが3台停まっている!
どうも、さっき幸福駅で見かけたバイクだったようですが、デカ過ぎて、車庫に入らないみたい。
他にもお客がいるようで、後で数えてみたら自分も入れて7人おり、今回のツーリングでは、一番賑やかな夜となりました。

ひとまず到着して荷物をまとめ、例年通り晩成温泉へ。
今日1日暑かったので、ようやく汗を流すことが出来ました。
そして、この温泉の珍しい泉質と、何も無い海岸線を眺めながらゆっくりするこの時間、
個人的には北海道ツーリングの大きな楽しみのひとつになっているようです。

    
              セキレイ舘の夕飯。ホント、ZUNさんは料理が上手い!と思う家庭感あふれる料理、というか。
宿へ戻り、夕食。
この日は、ハーレーやBMW乗りの九州定年ライダー3人と、
連泊1人旅が3人。うち1人は、オープンカーで回っている女性で、
おっちゃんらとは別の旅人宿でも一緒になったらしく、その辺の話で盛り上がっている。
最初は会話に混じりにくい感じだったけど、おっちゃんのうちの1人が、酒に付き合え!と
持参してきたらしい、鹿児島の焼酎を持ちだしてきた^^;
まさか北海道に来て、九州の酒を飲むとは思いもしませんでしたが、これもまた旅ならではなのかもしれませんね〜。

        
           このサイズの焼酎を何本もハーレーのサイドバッグに積んできたらしい^^; ご機嫌に話しまくってます^^;

ちなみに、まっしゅは、そんなに酒を飲みませんが、
飲みだすと、比較的強い方だとは言われます。父方の遺伝があるようで。
酒を飲む状況にもよるのですが、あまり楽しくない酒の場だとすぐ気持ち悪くなるけど、
盛り上がって楽しく飲む酒だと、比較的飲み続けられる、という、
いわば、周りの空気によって酒の強い弱いが変わるタイプ、といいますか^^;

そんな私ですが、普段焼酎は飲みなれない…。
しかも、勧めてくるおっちゃんらは、さすが九州男児という感じで、
氷で割っているように見えて、ほとんどストレートで25度の酒を飲んでる…。
そして、当然のように同じ飲み方で勧められる…。
こんなふうに飲んで、明日大丈夫かな?なんて思いつつ、飲まされました。

酒を勧めてきたおっちゃんは、どうも酒癖が悪い?ような感じだけど、
こういう宿で、自分らみたいな若い人(まあ若いったって30代ですけど)と飲めて楽しいらしく、
まあご機嫌で、饒舌にいろんな話をするする。そのおっちゃんの話の面白いこと!
大笑いしながら、気付けば楽しい夜長を過ごさせていただきました^^

その盛り上がりたるや、宿主ですら大笑いする程で、
宿主が、今日は話を盛り上げる必要が無くて楽だわ〜、なんて言ってました。

結局、焼酎を氷で割りつつも、ほとんどストレートでコップ3杯くらい飲まされました。
こんなに飲んだこと無いけど、明日大丈夫なのかな〜?とは、酔っぱらって考えなかったです^^;
今回の旅の中では、一番盛り上がった夜長、という感じがしました。

何時に解散になったか、あんまりよく覚えていませんが、ちゃんと部屋で就寝。
ちなみに、さっきのおっちゃんは、どうも寝相が悪いのか、寝言がひどいのか、
まっしゅは熟睡であんまり気付きませんでしたが、夜中、どたんばたんと音を立てていたらしいです。
良くも悪くも、酒は控えめにしないといけないですね〜。
                                                        本日の走行距離  308km

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