|
|
| Touring Report No.44 北海道ツーリング2011 8日目① 2011.7.2 |
早朝、やはりアラームよりは早く、５時頃目が覚める。この日は、昨日とは違い、時間にさほど縛りが無く、
道楽館は朝食も遅めに時間設定されていることもあり、早朝ツーリングしやすい。
外の天気は、やっぱり霧がかった曇り空。
そういえば、上富良野に宿泊して、早朝から晴れていたことってほどんとない。
やっぱり、この辺りも朝昼の気温差が激しく、朝方は曇りやすい地形だってことなのかもしれない。
同室のおっちゃんは、早朝に吹上温泉に行くと言っていたので、まっしゅが起きた時にはすでに不在。
まっしゅも最小限の荷物だけ持って、この辺りで標高が最も高いであろう、
十勝岳スカイラインを目指す。偶然にも吹上温泉と同じところでしたが＾＾；
ご覧のような、濃い霧の富良野。そういえば数年前の早朝美瑛もそうだったな～。
やはり霧が大分かかっているようで、視界は不良、シールドはしっとり濡れる感じ。
昨日を思えば涼しい中の走行で快適でよい…のだけど、油断してちょっと寒かったかも＾＾；
カッパを着るというほどの寒さ・天候でもなく、ジャケットのままバイクを走らせる。
道道353号から十勝岳スカイラインにつながる道道966号に入っても、曇り空のまま。
白金温泉地に辿り着いても、まだ辺りは天候不良のままだし、体は冷える。
こりゃ、温泉でも入って帰った方がいいかな～？なんて思ってしまうほど。
途中には、最近大分有名になってきた青い池もあったのですが、行かずにスルー。
このまま天気悪いまんまなのかな～？と思いながら、十勝岳スカイラインを走っていると
一気に視界が開けて、青空が見えてきた！
これは？！と思いながら、ちょうど見えてきた望岳台で一休み。すると…！
晴れてくると急に天候変わるもんですね～！
雲海という景色を見たのは、多分これが人生初だったかもしれません。
さっき走ってきた方面は、一面雲に覆われて、広大な雲海が広がっているではないですか！
少し見にくいのですが、どうやら富良野方面一帯が雲海になっているよう！
なんとも豪快でまさに自然が造り出す光景といいますか。
昨日の雲海テラスでのリベンジを、まさか翌日に果たすことが出来るとは思わず、ちょっと感動してしまいました。
ここは登山口。まだ雪のある十勝岳ですが、眺めは絶好だろな～。
どうやら富良野一帯が雲海の中に入っているようです。かなりの広大さ！
こんな光景も、長野ではなかなか見ることはできません。貴重。
ちなみにこの場所は、十勝岳の登山口にもなっており、十勝岳へ登っていく人多数。
でも、よくよく考えてみたら、雲海って登山した高台から見える光景であるのが普通であって、
スキー用のリフトで上がっただけで見られる雲海なんて、
やっぱり苦労しないで見られる、セレブな光景だったのかも、と思ってしまいました。
本当に見事な雲海を見るなら、自分の足で早朝登山して眺める景色の方が
おそらく格段に感動できるものなんだろうな～、なんて。
雲海テラスに夢見ていた自分は、ある意味セレブな観光客気取りだったのかもしれません。
きっと十勝岳の山頂から見れば、もっとこの光景も凄いものなんだろうな～と思いつつ、
北海道ツーリングライダーからしてみれば、十分すぎる自然の光景。
こんな景色に巡り合えるなんて、本当に今年の北海道は天候・気候に恵まれていました＾＾
早朝の快晴の中を短時間ながら走らせて、今日は気分も爽快な早朝ツーリング！
この辺りは朝走るのがおススメです！
十勝スカイライン上より。日中もいいのだろうけど、空いているこの時間が最高です！
少し下っていくと、少しずつまた曇り気味になっているようです。
道道291号から富良野市街へ下っていくと、途中からやっぱり曇り空の中へ。
平地はまだまだ雲に包まれた光景だったようです。
霧は晴れてきたけど、暖かくなるまでは曇ったままのようですね。
このまま早朝のケンメリや親子の木なども回りたかったのですが、
上富良野へ戻ってきたらすでに７時過ぎということで、今回は割愛し宿へ戻る。
早朝ツーリングの成果を報告しつつ、朝食となりました。
朝飯は、昨日までのアスパラフェアの残りとのことですが、トマトもアスパラも楽しめて最高でした！
朝食を済ませて、荷物をまとめていると、皆さん出発していくというので見送り。
原付で来た女性は、腕日焼けしまくり。まあこの天候の中、腕出して走ってればそうなるわな～って感じ。
そういうことはあんまり気にしなかったのかなあ？珍しい女性ライダーさんでした。
 撮ってくれるというので、宿主と記念撮影。
おっちゃんの軽を見送り、最後に出発。
この日は道内ラストの日。本当なら富良野周辺をダラダラ見て回ろうと思っていたのですが、
よくよく考えてみたら、この日は土曜日。いつも道内最終日は金曜日だったので、
あまり気にしていなかったのですが、有名観光地で土曜日といえば、混まないわけがない！
ちょっと失敗したな～と思いながら、とりあえず地図を見なくても行き方が分かる、
かの有名なファーム富田へ向かってみることに。
今回、原生花園をメインにしていただけに、手入れされた花畑は、なんか作られた感じでぶっちゃけ微妙でした。
ファーム富田のメロンは高いそうですので、皆様ご注意（セキレイ舘でおっさんらが言ってました）
７月頭のラベンダーはまだこんな感じ。もう少し後ですね。
まだ９時前後だというのに、すでに観光バスやらレンタカーがたくさん停まっており、さすが有名観光地という雰囲気。
こういう観光地に来ると、一人旅は若干肩身の狭い思いをするので嫌なのです…；；
そんなわけで、ラベンダーはまだまだだったものの、キレイだった花畑をざーっとみて、
一応メロンが有名なとこなので、ソフトクリームだけ食ってさっさと出発。
朝から暑くて、思わずソフトに手を出してしまいました＾＾；
これだから、週末に来る有名観光地はどうも好きになれない…。
ということで、早々に富良野の地から立ち去ることにしました。
あ、ちなみにホクレンフラッグはこんな感じに付けました。今年は箱じゃないので…。
その２へつづく…
７日目その３へ戻る ８日目その２へ進む Touring Report No.44 topへ戻る
|
|
