Road to Ride 本文へジャンプ
Touring Report No.56 北海道ツーリング2012 5日目@ 2012.8.15
この日は起きられるか不安でしたが、4時過ぎくらいにどうにか起床。このツーリングで一番寒い朝でしたが、天候は良いよう。


                お盆とはいえ、4時半には日が昇り始める北海道。やっぱ日が長い。
 ボケてますが、朝の気温は15℃。ひんやりしてます。

この日はキャンプで荷物も下ろしているし、身軽に早朝ツーリングの予定。
オフ車乗りのソータロー氏にお願いして、早朝にダート走行に同行してもらうことに。
今回の北海道ツーリングの計画段階で、1人だと長いダートに入っていくのは不安だし、何かあった時に困る、
という理由で、ソータロー氏と一緒にダートを走行する、という計画を立てていました。
ですが、結局ベースキャンプを張って動くことが出来なかったので、
荷物を置いて走りに行けるのは、この早朝のみしかありませんでした。
そのため、早朝ツーリングを兼ねてダート走行!企画をもってきました。

ただ、網走周辺にはあまりいいダートが無い(というか知らない…)
地図を見てもダート初心者の私が走るのにいいところが分からないので、
前日ソータロー氏も走ったという、サロマ湖の展望台につながるダートを走りに行くことに。


          そんなわけで、ソータロー氏を追いかけて走行。

網走湖からサロマ湖は、近いように見えてそれなりの距離。片道1時間くらいかけて展望台入口へ。
ちなみに、この国道沿いに、以前から行ってみたいと思っている旅人宿「さろまにあん」があるのですが、
その駐車場にはバイクがむちゃくちゃ停まってました。やはりお盆の旅人宿はスゴイ混雑のようですね〜。


            ちょうど能取湖辺りで日の出。いい雰囲気。

サロマ湖の展望台までは、道の駅から30分程歩いて行く登山ルートと、ダートを車等で上っていくルートの2つ。
片道5キロ程度で、比較的しまっているダートでしたが、砂利&坂道は1人で来るには不安。
(個人的には神の子池のダートよりちょっとクネクネ感が強い印象を受けました。
 きっと気合があれば、どんなバイクでも行ける程度のダートなんでしょうね^^;)


             こちらが展望台への入り口。徐々に細くなり、ダートになります。
       

そろそろと40q/hくらいのスピードで走行していると、エンジンはどんどん熱くなりファンが回ってしまう。
やはりトランザルプは、オフも走れるとはいえ、それなりのスピードで走らないと長距離はつらそう。
オンロードがメインで、オフはおまけ程度のバイクということなんでしょうか。
まあ、別にオフをむちゃくちゃ走りたくて買ったわけじゃないからいいんですけどね^^;

展望台の駐車場からさらに階段を上ること数分、サロマ湖の展望台に到着。
早朝でも人はちらほらいるようでした。ここから眺めるサロマ湖は…


          大分日は高くなってますが、朝ならではの光景。

          やはりサロマ湖はデカイ!!

       デカイけど、やっぱり境界線はちゃんとあるんですね〜。この高さじゃないと確認できません。
       ちなみにソータロー氏はこの前の日、あそこを自転車で走ったらしい。気合入ってるな〜!

今まで国道沿いからしか見たことの無かったサロマ湖とは全く違い、
ここから眺めるといかに広大で、そして海とは境界をなしているのがはっきりと見えました。
サロマ湖はここから眺めないと、その良さは分からなかったのかもしれません。感激!


           アップにしてみました。途切れてるのかどうかすらもよくわからず。

         サロマ湖に朝日が広がっていく。サロマ湖、そこまで期待して無かったんですけど、感動しました。

無事に往復10qほどのダートを抜け、再びキャンプ場へ戻る。到着すると7時頃、みんな起きて朝食など食べておりました。
さて、まともなキャンプ場の朝はこの日だけだったわけですが、今回北海道のキャンプで個人的に一番やりたかったのは。

   

今回はBBQなどの準備はなく、まともな調理もキャンプでは出来ないと分かっていたので、
せめて朝のコーヒーくらい、クオリティの高いものにしたいな〜なんて考えていたので、
きっちり粉からフィルター台から準備してきていました。
ここで、ようやくその準備が役立つことになり、皆さんにもお披露目^^

   

最近、プライベートでもコーヒーにちょっとハマっている私。持参した粉は、軽井沢で有名なコーヒー店の特製ブレンド。
さらに水は、昨日、小清水高原にあった湧き水を利用!北海道味といったところ?!
眺めの良いキャンプ場でウマいコーヒーという、憧れのシチュエーション^^
周りからも評判の味で、準備していったかいがありました。

ゆっくりとした朝食を済ませ、ゆっくりと撤収。陽が差し始めたキャンプ場は暑い!寒暖の差が激しいみたいですね〜。
それでも、晴れていてゆっくりと撤収出来るのはありがたい。荷造りもバイクがすぐそばにあるので、非常に楽でした。

ここで、この日帯広へ向かい、翌日のフェリーで帰路につくという、まこさんご夫妻とはお別れ。
朝一にコインランドリーを探しに行った学生ライダーもちょうど戻ってきたので、
最後に6人で記念撮影!複数だとこういうのがうれしいですよね〜^^

   
       記念写真は小さく更新させていただきました。     シューコ氏と学生君がセルフタイマーで撮影風景。

この日、ソータロー氏は、北海道7度目にして未だ行ったことのないという開陽台を目指し、
シューコ氏は2日前に行けなかった霧多布方面を目指すとのこと。
まっしゅは、この日夜から再び天候が下り坂になるという予報を聞き、キャンプはやめて、
例年お世話になる津別の農家宿に行くことにしていたので、道東に行くにしてもそこまで奥には行けなさそう。
時間を見ながら道東に、ということにしたら、結局皆似たような方向に行くことになったので、
3人で知床峠を抜けよう!ということになり、ここからは再び3台でのツーリング。
まこさんご夫妻と学生ライダーに別れを告げて、知床方面へ走らせる。


            昨日走った国道を逆走。晴れてて快適!
   
    と、そういえば、休憩で寄ったコンビニで、新たなカツゲン発見!やはり飲みたい一品。

天候の良い道東は本当に気持ちがいいけれど、やはり3台で走るというのも楽しいもの。
ハイシーズンなので、たくさんのライダーがいますが、やはり単独走行より複数で走っていた方が
ピースサインや手をあげての挨拶をしやすいもの。
今回、本当にたくさんのライダーに挨拶をし、そのほとんどが返してくれたのはうれしかったですね〜。
そして、ここでも行われる、休憩所ごとの先頭ジャンケン。大したことじゃないはずなのに、結構楽しいもんなんですね〜^^


       オホーツク海側って、意外と晴れてる率が高い気がする。

知床へ向かう国道沿いにある、オシンコシンの滝で一休み。
が、大混雑する駐車場に入ろうとしてバランスを崩し、ここで本ツーリング2度目の立ちゴケ…il||li _| ̄|○ il||li
ここでも幸い2人がいてくれたので事なきを得ましたが、油断して不意な転倒だったため、今回はバイクにもダメージが…。


 右に立ちゴケし、右のウィンカーレンズが外れてしまい、テープで補修。  エンジンガードのお陰でカウルはセーフ。
 
右ステップとブレーキがやや曲がり補修。

幸い、その場でどうにか補修出来るものばかりだったので良かったのですが、
個人的には本ツーリング2度目の立ちゴケという事実で、精神的なダメージがデカイ…。
それでも、やはり2人のおかげで、いつも通りのテンションでのツーリングを続けることが出来ました。

 滝は見事でしたよ〜!

ちなみにオシンコシンの滝といえば、一昨年に休憩中、トンネルで事故が起こり、足止めを食らったことのある場所。
今回の立ちゴケと合わせて、よくないイメージが付いた場所になってしまいました。
それでも、今回は水量の多い滝を眺められ、いい景色を見ることはできましたが。


               いつも思うのですが、あの岩は亀岩ってことでいいんでしょうか?

再度出発し、今度は知床国道へ。3台で北海道の果てにあるこの道を走るというのは、やはり不思議な感覚がありました。
そういえばここでもそうでしたが、お盆の時期はチャリダーが本当に多いし、
知床も含め、こんな峠を走るの?!と驚いてしまうようなチャリダー多数。本当にスゴイと思います。


 チャリダーにもご挨拶。ライダーから見ると同じ旅人で挨拶するわけですが、チャリの方々からするとどうなんだろ…?
    
       羅臼岳を臨みつつの知床疾走。マスツーで来るとは、思いもしませんでした。


     
         が、知床の天気は気まぐれ。徐々に雲がかかってきました。
 やはり山の天気は変わりやすいですね。

でもその分、珍しいことに野生動物を全く見かけない知床走行でした。
たまたまだと思うのですが。あるいはお盆で観光客が多かったからなのかな?


  
   多くのライダーが、ここ知床を目指して全国各地からやってくるわけです。
                                                        後半へつづく…


※業務連絡2
 私、今回のキャンプで某調味料を持参したわけなんですけど。
 ソータロー氏よ、私はあの調味料、次も持参しますよ!そして次使われなかったら、その時は潔く諦めます(笑)

       4日目Aへ戻る     5日目Aへ進む           北海道ツーリング2012 topへ戻る
                 Copyright (C) 2006 "Road to Ride"All Rights Reserved.
inserted by FC2 system