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Touring Report No.56 北海道ツーリング2012 6日目 2012.8.16
この日もやや遅めの7時起床。
遅めに朝食を取りに行くと、熊本ライダーさんは朝食も取らず出発してしまったらしい。見送れず残念。
釣りおっちゃんも当然すでに出かけているし、合宿も朝は早め。自分が一番遅い食事でした。


                   朝食風景。やはりアスパラ農家、アスパラは絶品です。
       

荷物をまとめ、バイクに積みこんでいると、パラパラと雨が。
この日も天気予報上は曇りか雨…。1日どこで降られてもおかしくないような予報なので、どう動こうか迷う。
この日の目的地は、例年泊まる、上富良野の道楽館。
最初にも記述した通り、まっしゅにとっては初道内キャンプだったのですが、
他の2人にとっては、道内初旅人宿にしようという話になっていたので、他の2人も同じ宿に宿泊予定。
そんなわけで、上富良野のデカイ観覧車(分かる方はわかりますよね?)を目印に集合ということになっていました。

まっしゅにとっては、この津別の宿から上富良野に向かう、というパターンが、ほぼ毎年のように繰り返されており、
そのためか、例年似たようなルートパターンになってしまっている…いわゆるマンネリ化。
大体、帯広経由で三国峠から旭川より南下、もしくは帯広経由で狩勝峠経由で富良野から北上、という2パターン。
ま、津別〜富良野に行く場合、この2択か、層雲峡経由くらいしかないんですけどね。
層雲峡経由で行っても早すぎてしまうし、何より3日前に走ってるし…。他にいいルートは無いものか。

そんな風に考えつつ、荷物もまとめ終わり、完全な雨装備で9時頃に出発。
ひとまず天気予報と空模様を見ながら、北側の方が良さそうかな?と判断、まずは美幌方面へ。
そこから、普段あまり選ばないルートってことで、さらに北方向の遠軽方面へ。
時間と天候が良ければ、上湧別や紋別辺りまでは行けるかな?なんて考えていました。

幸い、雨は徐々に上がり、遠軽に向かう途中ではこんな晴れ間も見ることが出来ました。


                ようやく晴れ間。ここで一部カッパを脱ぐことが出来たので一安心。

遠軽市街地に到着して10時半頃。雨は降っていないものの、空模様もさほど良くない。
これ以上離れると、旭川方面に戻るのが少し遠くなって行ってしまう。さてどうしたものか。

そこでふと思いました。そういえば、今年はまだ回転寿司屋に行っていない!
ふと、北見に宿泊した際、トリトンのホームページを調べた時のこと。
(本当は北見で寄ろうと思ったけど、思ったより駅前から遠くて、雨の中バイクに乗るのが嫌だったのでやめてた)
確か遠軽にも支店があるのを見て、こんなところにもあるんだ〜、と思った記憶がある。
そんな記憶を頼りにスマートフォンで調べてみると、近くに11時開店のトリトンが!
これは行くしかないっしょ!ということで目的地決定。
でも、まだ少し時間はあるな…と思い、暇つぶしスポットを探してみると、
ツーリングマップルに載っている、瞰望(がんぼう)岩という眺めの良い場所があるらしいので行ってみました。

   
                  いや〜、この看板からしてちょっと心配ですけど^^;

行ってみると、全然人がいない駐車場。数分上っていくと、こんな感じの眺めが。


            晴れればオホーツクまで見られるらしい展望台だそうです。


まあ市街地を眺められるというのも、道内ではあまりありがたくない気がしますが…。
でも、この展望台、何がスゴイかというと…


                   足がすくんでしまう思いの崖…。これ、事故にならないのかな…?


80mの高さの崖っぷち!!どういう理由だか知らないけれど、断崖絶壁の展望台なのに、本当に柵がない!
まあツーリングマップルにもそのように紹介されていたので、興味本位で行ったものの、
やっぱり自分が高所恐怖症だということを実感させられました。これ以上崖っぷちまで行って写真を撮る勇気がない!(笑)

…じゃあ行くなよとw
それにしても、これだけの断崖絶壁にありながら、柵が設置されないほど、事故は起きないのだるうか…?


            ちなみに国道から見るとこんな感じ。絶壁で本当に岩って感じです。

ちょうどいい時間になり、目的のトリトンへ向かう。開店直後だったのですぐ座れましたが、まさかの開店10分で満席!
お盆休みだったというのもあると思いますが、やはりこの回転寿司屋、人気のようです。

   
                 わりと新しめのトリトンです。遠軽店。


ちなみに、今年開業した東京スカイツリーの「ソラマチ」の方に、道外では初めてトリトンが出店したようですね。
都内でも同じ味が楽しめるのであれば、この店は行く価値があるような気がします。
早めのお昼だったので、そこまで腹は減っていませんでしたが、やはりウマい!大満足でした。

   
            いや〜、気になるメニューがたくさん!!

           花咲ガニの味噌汁を注文。うまい! 回転寿司のクオリティじゃないですよ、マジ。
       
           この時期お勧めの、「でっかいぼたんえび」。身がプリプリでした!

        さらにエビ三昧。ここぞとばかりに、エビばっかり食ってました^^;

寿司を堪能して、時刻は12時前。
天気もさほど良くないし、これ以上富良野から離れるとあとが面倒なので、そろそろ旭川方面へ。
丸瀬布を経由し、無料の旭川紋別自動車道を利用していく。
道内は一般道もなかなかなハイスピードですが、自動車専用道路も同様。
結構なスピードで走るわりに、専用道路は片側1車線の場所が多いので、車も結構飛ばしてくる。
どうも、1回道内でスピードで検挙されてから、あまりハイペースで走るのが怖い…。

途中、道の駅白滝にて休憩。この道路を走らないと寄らないような、PAみたいな道の駅。
ウロウロしていて土産物売り場に、ちょっと珍しいものを発見。



       
           本物のヒグマの爪!本当に魔よけになるんだろか…?

北海道といえばヒグマは有名ですが、本物のヒグマの爪がモチーフになったキーホルダーは
道内各所行きましたが、あまり見たことがありませんでした。鹿の角はどこかでよく見ましたけどもね。
店の方が、「これが前足の爪で、こっちが後ろ足で〜…」って説明してくれたのをよく覚えております^^;
ちょっと迷ったのですが、珍しいのと、「この前、哀川翔さんが来て、買ってったのよ〜」なんて
売店のおばちゃんが言うので、何となく買ってしまいました^^; ってか、哀川翔さんは何故ここに通りかかったんだろうか?


無料区間の自動車専用道路を走り、旭川市外辺りに到着。空は曇ってはいるけど、雨も降らない微妙な感じ。
旭川市街地はいつも暑くて避けている地域ですが、この日はわりと涼しい。
たまには市街地を通過してみるのもいいかな?と思い、市街地にある道の駅を目指して中心部へ。

      
    中心部は珍しいものが無かったので、旭川市中心にある珍しいロータリー交差点の標識でも…。

結構な渋滞や、中心部で迷ったりで、結局エンジンが熱い思いをする羽目になって後悔したものの、道の駅旭川へ。
ここで、大まかな自宅、職場などへのお土産をまとめ買いして発送。
今回は荷物が満載で、フェリーターミナルなどで買っても積めそうにないし。


            旭川の道の駅は中心部にあり過ぎて、ツーリングではあんまり寄れない気が…。
       
               お隣には大雪アリーナが併設されておりました。特徴的な形。

休憩がてらいろいろ買い込んだ後、美瑛方面へ南下。
ちょうど道内初日でキャンプをした西神楽辺りも通過。まだ3日くらいしか経ってないのに、随分前のような気分。


           晴れそうでいて、全然晴れてこない、微妙な天候でした。

宿に直行するには少し早いけど、やはりどんよりしたままの天候で、美瑛周辺を見て回っても楽しくなさそう…。
それでも、昨年まで何度もめぐって、未だ行けてない名のある木だけは行ってみようかなと思い、
美瑛の道の駅で地図をゲットし、それを元に、回りの景色を眺めつつ向かった先は…。


           美瑛での光景。明るく見えますが、かなり補正かけております^^;

         牧草ロールも雨よけバージョン。

       こちらがクリスマスツリーの木。…というか、ただ1本の木が立ってるだけという感じも…。

クリスマスツリーの木。昨年ウロウロした挙句、よく場所がわからず諦めたところ。
とはいえ、ちょっとわびしい感じが…。以前は近くに赤い屋根の小屋があったと聞いたのですが、
本当に1本の木しかありませんでした^^;


              通りかかりのかんのファーム。やはり夏、花は色とりどりでした。

 ジェットコースターの路。


              やっぱり晴れていないのでちょっと微妙だったかも。

その後、ジェットコースターの路など、定番の場所を巡った後、4時半過ぎには道楽館に到着。
この日は満室だと聞いていたので覚悟はしていましたが、すでに多くのバイクが。
荷物を降ろしていると、待ち合わせ場所まで来たというシューコ氏から電話。
歩いて迎えに行くと、ちょうどソータロー氏も到着したところ。
場所がよくわからないという2人には、深山峠の観覧車のそばまで来て、と言ってありました。
道楽館に来るには、やはりこの目印が一番のようです^^;

無事に3人再合流して、宿へ。うちらは4人部屋の3つのベッドを振り分け。
宿自体が混んでいるので、必然的に風呂なども待ち時間が結構ある。こんなに人のいる旅人宿は久しぶり。
やはりお盆シーズンはどこも混んでいるようです。

翌日のことなどを相談していたら夕飯の時間。この日はライダーばかり、総計14名!
様子や話を聞くと、そのうち9名が同じグループ(といっても、一人旅同士が仲良くなったグループらしい)で、
うちら3名と、あとはソロ2名。
必然的に、うちらはソロの方お二人としゃべってる時間の方が長かったです。
これだけ人数がいると、皆と話しても、誰が誰だかわからなくなりそうですしね。


                   生ビールと野菜メインの料理で、道内最後の乾杯!
       
              トマトのサラダも色とりどりで美しいですね〜。

     昨年食って感動した、トマトのスープ「サルモレッホ」を今年もリクエストしました。

ソロで来ていたのは、栃木ライダーさんと、名古屋ライダーさん。お二人とも自分よりは年上なよう。
やはり旅人宿の方が年齢層が上になるのかなあ?

いろんな話をしながらの食事でしたが、中でも一番驚いたのが、栃木ライダーさんが
「もしかして、ホームページとかブログとかやってませんか?」と。
まさかの、ここでもホームページ読者と遭遇!しかも、ソータロー氏のホームページも、
そしてキャンプでよくご一緒するmimiさんのブログまで知っていらっしゃる!
こういう旅ブログをよくチェックする方だったようですが、スマホにブックマークされておりました。
いやー、意外と見てくれている人っているもんなんですね〜。本当に驚きました。

     
  ブックマークされてた!感激というより驚きでした。このレポもご覧いただいていますでしょうか?


例年通り、北海道内陸の野菜中心の豪華な料理を堪能しつつ、生ビールで乾杯!
何だかんだ、この宿には毎年来ていますが、毎年目新しいメニューで楽しませてくれて
道内最後の夜としては、ここ数年では定番になりつつあります。
この日はお盆で宿泊客も多数ということで、宿主は大変忙しそうで疲れていたようであまりお話しできませんでしたが
どんなにキャンプがメインであっても、北海道に来たら寄りたい旅人宿のひとつです。


            トマトの肉巻きに、鶏ごぼうご飯。野菜メインですが、ボリュームたっぷりです。
       

食事後も様々な話題で盛り上がり、時間が遅くになるにつれ、ひとり、ふたりと就寝へ。
ソータロー氏が思った以上に飲み続けるのを見て、彼はやはり酒豪だ…と今更ながら実感しつつ、先に休みました。
                                                  本日の走行距離 283km


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